せかいのこども

大阪MBSのちちんぷいぷいでおなじみの西靖アナウンサーが、世界の子供たちの笑顔の写真集を刊行されました。 縁あって、この本の制作にあたって、ほんの少しお手つだをさせていただいたのですが、昨日出版社の方が送ってくださったこの本が手元に届きまし…

チャリティコンサ−ト、そしてパルファンのこと

今週の火曜日、王立音楽院を会場に、堀込ゆずこさんとジャンマルクルイサダさんのチャリティコンサ−トが行われました。 収益は全額、東ニッポン大震災で被災した仙台の音楽学校に寄付されるとのことでした。曲目は、まずおふたりによるモーツァルトのヴァイ…

まだまだこだわっちゃっているレ・ミゼラブル・・・

どうしても気になって、ジャンギャバンがジャンヴァルジャンを演じた、1958年のヴァ−ジョンを、昨日鑑賞。 ネットのおかげでなんでもみられるところが、ありがたいしすごいわ。このヴァ−ジョンのジャヴェ−ルが、心にものすごく残っていたんだけど、ふむ…

大公トリオ

年末・年始を日本で過ごしたとき、ずっと前からぜひ読みたいと思っていた黒岩比佐子さん著『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』を入手したかったのだけど、大きな本屋に行く余裕がなく、注文して取り寄せることもできなかった・・・。 残念…

いろいろ

寒くなりました。 今朝の新聞を読むと、昨日ブリュッセルの空港発の朝の便のほとんどが、寒さゆえに欠航になったらしい。 今月末、日本に行くのに、一番安かったのがブリティッシュエアウェイだったんで、それを購入したのだけど、ロンドンまでの便が朝6時…

想像するちから&Amour

松沢哲郎著「想像するちから」は、とてもいい本だと思う。 なんといっても、著者のチンパンジーたちへの愛が、ひしと感じられるところがいい。この本のことは、ヴィデオニュースドットコムで知り、日本からやってくる友人に買ってきてもらったのです。「チン…

思ったことなど、いろいろ

明後日からまた毎日仕事で、忙しくて日記を書く余裕がなくなりそうなんで、思ったことなど、忘れないうちに記しておこう。今日はクマの誕生日なんで、「元女房よりおめでとう」のメ−ルなど送った。 即ありがとうのレスが届き、「元女房はまだ愛されているよ…

『原発危機と「東大話法」』

この本については、読む前から関心を持っていたし、マル激で著者の安富さんのお話も聞くことができたし、とても恵まれた読書ができたと思います。 ただ、このところ忙しすぎて、読了直後の生き生きとした「感じ」を忘れてしまったのが、残念無念。でも、忙し…

「東大話法」

「原発危機と東大話法」というタイトルの本について、id:eireneさんのブログですでに知り、興味津々状態になっていた私。http://d.hatena.ne.jp/eirene/20120112著者のブログもお気に入りに入れ、ちょこちょこ覗いたりしていたことでした。http://ameblo.jp/…

第五福竜丸から「3.11」後へ 被爆者 大石又七の旅路

めずらしくものすごく忙しかったのだけど、それも一段落したので、日本の姉から送ってもらっていた、マイミクさんの新著である岩波ブックレット「第五福竜丸から「3.11」後へ 被爆者 大石又七の旅路」を、一昨日の夜一気に読了。とても読みやすく、かつ、よ…

困ってるひと

しばらく前から、ネットのみなさんが話題にしている「困ってるひと」が読みたかったのです。 ヴィデオニュースドットコムでご本人の話を視聴したり、http://www.videonews.com/on-demand/541550/002034.phpツイッターでフォローしたり、マイミクさんによるイ…

この本、おもしろそう

宮台真司さんと飯田哲也さんとの共著 『原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治にむけて』 まえがきhttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=943 最初のパラグラフの>なぜならこの日本社会は、技術的に合理的だと分かっていることを社会的に採用…

中井久夫「災害がほんとうに襲った時」電子データの公開および無償頒布

マイミクさんのところで知りました。 中井久夫「災害がほんとうに襲った時」電子データの公開および無償頒布 http://homepage2.nifty.com/jyuseiran/shin/shin00.html

質問です。

ミシェル・セールの「天使の伝説」という本を、アマゾンで購入。http://www.amazon.fr/l%C3%A9gende-anges-Michel-Serres/dp/2080351923来年度のデッサンの教室で、自分のテーマを天使にしようと思っているんで。で、その本にはイラストレーションがいっぱい…

フランス語圏では読まれていない?

週末、次女はパリから友だちが来るというんでブリュッセルに留まりましたが、長女がボーイフレンドを連れて帰宅したんで、にぎやかでした。前のボーイフレンドは、シャルルロワの近くの田舎からブリュッセルに出てきていたんで、週末は長女も一緒に彼の家に…

おもしろそうな本だなあ

最近バカみたいにmixiのアプリのゲームに打ち込んでいて、以前よく読んでは、少しはものを考えるきっかけにしていたいろんな記事を、読むヒマがなくなっていました。このままではますますボケになる、と、さっき久々にこの方の記事をhttp://spinou.exblog.jp…

いろいろ

金曜日に、手術後2回目のマンモグラフィーとエコグラフィーによる、治療後の経過コントロールに行ってきました。 特に何も異常なし、ということで、あと近いうちに血液検査も済ませ、12月10日にがん専門医と会ってきます。がん専門といえば、マイミクの…

友達が編集した本

私の尊敬する友人が編集した本が、24日(大きな本屋では21日かも)本屋に並ぶそうです。小林光恵著『死化粧の時−−エンゼルメイクを知っていますか』 洋泉社、1400円+税。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862484425/ref=pe_2102_15133432_snp_dp著者…

選挙、エアバス、壁

日曜日に、欧州議会と、ベルギーの地方選が行われましたが、その選挙の結果は、エコロ(緑の党)の大躍進を示しました。 私の暮らすワロニア地方では、トップは社会党ですが、エコロの得票率は前回の2004年と比べて10パーセントアップ、2倍以上となり…

忙しかったけど、いい読書ができた

ここんとこ、新聞を読んだり、ニュースを聞いたりする暇もなかったけど、よい読書ができました。バスや電車は、ニッポンに比べると全然便利じゃなく、本数も少ないし、時間通りに動くというわけでもなく・・・、そういうことは初めからわかっているので、本…

ヒットラーの本棚の話し、その他いろいろ

昨日ネットでヌーヴェル・オブゼルヴァトゥールのサイトを見ていて、興味深い記事発見。http://videos.nouvelobs.com/video/iLyROoafJFHR.htmlアメリカのジャーナリスト、Timothy Rybackという人が2008年に出した「ヒットラーの本棚」という本の話。 ヒ…

イラン・パペ

昨日はるるさんのブログとArisanさんのブログで、http://d.hatena.ne.jp/nihongo/20090224http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20090221/p2 イスラエル人たちにとってのナショナル・ナラティブにおいては、「ホロコーストの生き残りたちは、十分にナショナリストで…

うちのネコちゃんも同じです

うちのネコちゃんもこういう風。http://spinou.exblog.jp/10847555/それから、私たちにも、サルコはオバマに世界の注目が集まっているというのが、どうにも耐えられない、という印象でありました。http://spinou.exblog.jp/10848763/いつもいろいろと共感を…

アラブ、祈りとしての文学

昨夜から再び雨と風の悪天候、フランスではしばらく前にも嵐でたいへんでしたが、それにしても、こういう風にひんぱんに嵐に見舞われるというのも、地球の環境破壊の現われか・・・、なんて思います。 オーストラリアの猛暑と乾燥もすごいみたいですね、ニュ…

私のなかの「ユダヤ人」

昨夜読了。とても読みやすく、かつ、内容豊かな1冊だと思いました。いろんな難しさの根っこが、いくらかわかったかもしれない。それと、この本が最初に出版された1982年の時点で、それより以前には考えられなかった、パレスチナ人とともにシオニズムに…

故郷の言葉

昨夜ドラマ「親戚たち」を最終回まで観ました。全国向けのドラマで、あれだけホンモノの諌早弁を連発したらば、諫早人以外にはわからないことが多かったんじゃないか、と思いました。主人公の楠木雲太郎は、「フーケモン」とか「ツークレ」とかって呼ばれる…

ゴンクール賞

今年のゴンクール賞は、アフガン人のAtiq Rahimi に決まったんですが、ル・モンドに読者とのチャットで質問に答えたものがアップされていました。 http://www.lemonde.fr/livres/article/2008/11/12/atiq-rahimi-j-ai-alerte-les-autorites-francaises-sur-l…

またまたロベスピエール、その他いろいろ

一昨日の日記に加えてもうひとつ、ロベスピエールのディスクールでやっぱり、へええっと思ったのだけど、食糧問題で苦しむ民衆のために、ジャコバン党が経済を統制して、買占めや投機でで暴利をむさぼる人を取り締まろうとした際、「経済活動の自由」という…

ロベスピエール

ニッポンの本屋さんで、平積みされていた中公新書の「物語 フランス革命」(安達正勝著)というのを、おもしろそうだったんで買ったんです。で、一昨日ひろげてみたら、おもしろくて止められなくなり、昨日読了。へえ、とか、ほお、とか、うわああ、などと思う…

河岸忘日抄

堀江敏幸さんの小説、私の知る読書好きの方たちがみんな褒めているし、いつか読みたいな、と思っていたので、ニッポンで買ってきました。定期的に船便で届く岩波の「図書」に、エッセイ「バン・マリーへの手紙」が連載されていたのでそれと、あとは吉田秀和…