いろいろ


去年の暮れに、最初の手術をする前にブリュッセルに出かけて以来、久々に出かけてきました。

とてもよいお天気だったけれど、午前中はものすごく冷たい北風で、震え上がるようなお天気でした。

午後はずいぶん暖かくなり、気持ちよかったですが、一夜明け、今朝起きてみると、雨降りです。


金曜日の夜、3女の通うイエズス会のコレージュでは、近く予定している校舎の改築の資金稼ぎを目的としたロック・フェスティヴァルが開催され、3女くんも友人たちと出かけましたが、普通の商業的に催されるフェスティヴァルに勝るとも劣らぬ盛況ぶりだったそうで、夜中まで飛んだりはねたり、むちゃくちゃ楽しかったそうです。
そのうちYoutubeあたりにアップされたら、ここでも紹介しましょう。
ほんとうに楽しかったらしく、翌日はちょっとした筋肉痛に苦しんでいました。

次女くんは、こんどはトリノから生徒たちがやってきて、次女の親友のうちが広くて余裕がある、というんで、トリノからやってくるうちのふたりの生徒とともに、彼女のうちで1週間過ごします。

このトリノの話、以前mixiの日記では紹介したんですが、トリノの高校と交換プログラムなんですが、そのときの日記をコピペしちゃいます。

次女くんがトリノへ向かって出発しました。

はい、あの冬のオリンピックが行われたイタリアはトリノであります。
さわこさんちの子供さんが、トリノ・オリンピックと聞いて、「鳥のオリンピック」があるのかと、かわいらしくも驚愕したことが、微笑ましく思い出されますねえ。

学校の「数学・科学」コースを取っている子供たちの毎年のプログラムで、トリノの学校でフランス語を選択しているクラスと提携、こちらに1週間向こうの子供たちがやってきて、フランス語の授業を受け、こちらの子供たちが向こうに行って、やはりフランス語で科学のあるテーマに関するプレゼンテーションをやる、というもの。
次女くんのプレゼンテーションのテーマは「ナノテクノロジー」。

1週間ですが、その際はクラスの子供のひとりの家庭にホームステイしながら、学校に通うわけです。

向こうの子供たちも、同様に1週間滞在してこちらの学校に通います。
トリノの子供たちがやってくるのは、4月だそうです。

なかなかおもしろい試みですね。

出発はシャルルロワの空港から、格安のライアンエアー航空を使って。
ライアンエアーは、うまいこと日程を組むと、驚く安さなのです。

何年か前に家族5人でスコットランドを旅行しましたが、シャルルロワグラスゴー往復で、5人で50ユーロくらいだったように記憶します。

フランスのカルカッソンヌ近くに暮らす友人が、気分転換においでよ、と招待してくれたので、やはりライアンエアーの料金を調べたらば、シャルルロワカルカッソンヌ往復10ユーロセント(≒15円)なんてのまでありました。
これに税金がかかるので、20ユーロくらいになるんでしょうが、それにしてもびっくりする安さですよね。

今回は、化学治療が始まったので、お出かけはいまのところ不可ですが、冬にでも気候のいいカルカッソンヌは、訪ねるのに悪くないです。


昨日のオンライン新聞のニュース

「ベルギー人の15パーセントは貧困」

http://www.lesoir.be/actualite/belgique/15-des-belges-vivent-en-2008-04-12-591072.shtml

オランダ語圏の11,4パーセント、ワロニアの17パーセントは貧困層だそうです。
年間の収入が、ひとりもので10316 ユーロ、子供二人もつ家庭で21665 ユーロをリミットとして、それ以下の人々を「貧困」とみなすようです。