今日は、この月曜日に安楽死した、次女の友人マチューのお父さんのお葬式です。
月曜日、予定通り点滴によって、心臓が止まる薬を注入したのだそうですが、血管が簡単に崩れるので針を刺すのがとても難しかったと、マチューが次女に話したそうです。
このお父さんが、直る見込みのない病に苦しんでいたことは知っていましたが、どのような病気でどのように苦しんでいたのか、詳しいことは、マチューに問いただすわけにもいかないので、私は全く知りません。
ですから、マチューのおとうさんにたいしていろんな意見を言うことはできませんが、震えていたというマチューの様子を想像すると、このおとうさんの判断が、なんだかものすごいエゴイズムに思えたりもしたのでした。
月曜日の夜、次女に、
「たいへんな病気とかで苦しんでも、安楽死は避けようと思うよ。」
と言ったらば、次女が、
「私も同じことを思ったよ、ママ」
と言っていました。
「海を飛ぶ夢」という、安楽死を扱ったスペイン映画で、主人公の決意に賛成できない兄が、
「死というものは、そうやって訪れるものじゃない」
というようなことを言います。
これが一番心に残っている言葉なんですが、今回の出来事で、それを何回も思い出したことでした。
そういえば、数日前の私のミクシィの日記のコメント欄で、どなたかがお話されていましたが、しばらく前の感じない男ブログで、安楽死ではなく自死を扱った記事がありました。
須原一秀『自死という生き方』およびコメント
http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20080417
昨日は、特に動かないといけない用事がなかったので、最低限の家事のみやって、のんびり過ごしました。
それで、ミクシィのガンジー・コミュで紹介してあったヴィデオを視聴したりしたんですが、
http://video.google.com/videoplay?docid=-8557842243117519905
何回知っても、感動しないではいられませんね、この人の人生。
今大きく取り上げえられているチベットの状況ともそのまま通じるなあ、と思いながら見ました。
最後の、子供をあやすガンジーの笑顔が、素晴らしい。