なんだかな・・・

いつもウサギちゃんの家を掃除してあげながら、テレビのユーロ・ニュースを見るのだけれど、
(ウサギちゃんの家は、テレビの置いてある部屋にある)
今日は、見ているうちに気分が悪くなってきた。

たとえば、これ。

http://www.euronews.net/index.php?page=info&article=488813&lng=2

イギリスで総選挙が始まっているようだけど、労働党の人気はさらにがた落ち。

その理由が「なんでも値上がりするばかり」だから。

ベルルスコーニが勝利したイタリアでは、不法移民を捕まえては刑務所に入れてますよ。
強制送還するって。
これはEUの基本方針に反しているし、これから大騒ぎでしょう。

(一方、イタリアのアーティチョーク畑では、ルーマニア移民を働かせ、その労働者は横にもなれないくらい狭い掘っ立て小屋に暮らしているそう、ライフル持った門番がいて、逃げることもできないらしい。聞いた話なので、信憑性については?です、念のため。)

不法移民は、これから増えることはあっても減らないでしょう。
だって、彼ら、自分の土地にいたって生きていけないんでしょう、お米だって買えない状況なんだもの。
多くの人にとって、自分の生まれた土地で生きていけるなら、それにこしたことないのだから、それができないのが問題なんでしょう。

イギリスやフランスやベルギーやオランダetcで、購買力が向上しない、とか、物価が値上がりするんでいつもどおりに山ほど食べていると前よりお金がいっぱいいるわ、と、文句を言っている・・・。

医療システム、教育、文化は守り、でも自分の生活も少しは変えないといけないんじゃないの?

今までのシステムじゃどうにもならなくなってきている、どうしてそれがわからないんだろう?

いったい何が欲しいんだろう?



次女くんが昨日学校で、歴史の時間に、イスラエル建国とパレスチナに関して詳しいことを学んできたそうで、すごい険しい顔をしていました。

先日ARTEで「パラダイス・ナウ」を放送していたのを録画しておいたので、また観るようです。
この前観た時は、そこまで詳しく背景を知らなかったから、今度はもっと理解できるだろう、と言ってました。

私は、へええ、学校で教えるんだな、と思ったことでした。

次女くんといえば、友人のマチューですが、やはり父親の安楽死後、様子がヘンらしい。
彼の親友によると、あれ以来何も食べていないと。

親友の父親という人が、マチューのもっとも身近な身内に連絡を取るなどしているようです。

シンパイです。