いのち


つい最近、3女の仲良しの友だちの従兄が、亡くなりました、20歳。

自殺だったそうです。

3女の友人は、パパがチリ人、ママがベルギー人、生命学仏語HPのニッポン語の日記に、ずっと前にフォトもアップしている子です。
3人きょうだいの真ん中で、家庭の方針で夏休みにひとりでのチリ体験を課せられており、去年はおねえちゃんが、今年は彼女、来年はおとうとくん。
そういうわけで、今チリにいて、3女にメールを送ってくれたり、本人もチリ生活をブログにアップしたりしているんですが、遠くで従兄の死を知り、3女に連絡してきたのでした。

いつだったか、6月に行われた3女の学校のロック・フェスティヴァルでは、彼も出演、学校の先輩でもあったし、3女もよく知っているので、たいへんなショックだったのです。

その子が、彼の死で6人の命を救ったということでした。
自宅のガレージで首をつったのだそうで、発見したのが彼のお母さん。
まだ息があったそうですが、病院に運ばれたものの、たすけられなかったそうです。
6人の命を救った、というのは、内臓移植のことでした。
脳死状態だったのでしょうね。

森岡正博さんの「脳死の人」、途中までフランス語に訳して放ったままです。

http://www.lifestudies.org/fr/brain.html

脳死を死と認めるか、そして内臓移植、かんたんには自分の中で落ち着かない問題ですが、「6人のいのちを救った」と信じている遺族の方たちに、わたしの言える言葉はありません。


id:karposさんも書いておられる援助修道会のブログで今朝読んだ記事。

「いのちを・・・」
http://d.hatena.ne.jp/auxijapon/20080728


昨日のコメント欄で触れた栗田隆子さんの書かれたものをもっと読みたいなあ、と思って、ネット上で探していたんですが、

これや

http://parc-jp.org/alter/2007/alter_2007_10_pride.html

これを

http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20070805/p1
見つけました。