今読んだ「千夜千冊」の記事
「レンブラントと和紙」
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html
レンブラントが版画に和紙を使用していることなど、全然知りませんでしたから、へえええええ、と、とてもおもしろく読みました。
こういう歴史の1場面を深く掘り下げる研究には、とても心惹かれます。
いろんなバラバラな事象が、ひとつのことを深く掘り下げることによってつながり始め、ものすごいリアリティを持って目の前に立ち上がってくるので、むちゃくちゃコーフンしてしまいます。
そういえば、一昨日のフランス2チャンネルの夜のニュースで、アフガニスタンのバーミヤン遺跡で、ニッポンのチームによって、世界最古の油絵が確認された、というのをやっていました。
油絵はブルージュで活躍した、ブルゴーニュ公おかかえの画家ヤン・ファン・エイクと、その兄ヒューベルトが確立したものというのが定説なので、さらにそれを5世紀以上も遡るもの、と言ってました。
へえええ、とたいへん驚きながら聞きましたが、レンブラントの記事を読みながらその報道を思い出し、今ネットでニッポン語で検索したらば、ニッポンのオン・ライン新聞では、5月にすでに報道されていますね。
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080531/asi0805311041000-n1.htm
そしたら、なんでほんの数日前のニュースで、まるで今発見されたかのように言うんだろ?
??????である。