思ったことなど、いろいろ

前回の日記に村上春樹氏宛ての手紙仏語訳をアップしたら、今までにない数のアクセスがあったみたいで、今までこんなにたくさんもらったことないわ、というくらいのお星さまをいただいてしまいました。

ネットというツールは、やっぱりすごい。

この仏語訳の手紙、ニッポンでこういう公開書簡がネットで読まれている、という説明を添え、フランス5チャンネルのLa grande librairieという番組のプレゼンテイターであり、月刊誌Lireにも関わっている評論家のFrançois Busnel氏に送りました。
そして、ベルギー・パレスチナ協会にも
http://www.association-belgo-palestinienne.be/
同様に、送りました。

授賞式まで、あと1週間ですね。

金曜日に、姉が送ってくれた、岡真理さんの「アラブ、祈りとしての文学」が手元に届きました。
出版されたばかりで、まだインクの匂いがします。
大事に読み始めました。

昨日次女と図書館に行ったんですが、すぐ隣にあるメディア図書館で、たまたまビットン監督の「壁」のDVDが目に入ったんで、借りてきました。

説明をちょっと読むと、この作品は2004年と2005年にいくつかの賞を取っていますが、そのうちのひとつが、エルサレム映画祭の最優秀ドキュメンタリー映画賞で、やっぱり「エルサレム」が頭についていまね。

今日視聴するつもりです。


金曜日に、友人が送ってくれたDVDで、キング牧師に関するドキュメンタリーと、マザー・テレサに関するドキュメンタリーを視たんだけど、今自分の心がひっかかりまくっているパレスチナの問題とも、いろいろな形でつながっているなあ、などと思いながら視終わりました。

やはり、キング牧師があれだけのことを成し遂げたその力のモトは非暴力、非暴の力ですね。
強大な力の前で、最も効果を上げるのは、非暴力しかない。

そういうことを考えると、イスラエルに向かって落っことされる、あのほとんど効果のないロケット弾を、止めないといけないんじゃないか、全く効果ないばかりでなく、侵攻の口実にされるばかりなのに、なんでロケット弾を飛ばすんだろう???と、ますますわからなくなってきました。

自殺攻撃は、もし自分があそこで生まれていたら、と、まだその理由が理解できるんだけど、あのロケット弾は、何のため、誰のため、わからない・・・。


一方、マザー・テレサのすごいところは、あらゆる境界線を越えるところですね。
彼女には徹底した個人主義を感じ、それこそが彼女の力だなあ、と。


尊敬する人々の、すごいな、と思うところは、少しでも真似していこう、と、51歳の青いおばさんは思うのであった。