お久しぶりです

ニッポンで3週間もウロウロしていたらば、こちらの「日」がずいぶん短くなっていましたよ。
夏至を過ぎて、毎日3分くらいずつ、日が短くなっているのです。

家に帰ると、留守中に誰も家の掃除をしておらず、洗濯ものも山となり、って、これはうちの洗濯機を扱えるのが次女と私のふたりだけなので仕方ないのだけど、そういった家事を片付け、それからは5日間朝6時には家を出て済ませる用があり、ようやく今日、ホッと一息、であります。

ニッポンでお会いできたみなさん、とても楽しかったです。
ありがとう。
次女が映したフォトがありますので、後ほどメールにて送りますね。

ニッポンでお会いできなかったみなさん、連絡もできなかったみなさん、失礼しました。
次の機会にぜひお会いしましょう。


戻ってしまうと、しばらくニッポンにいたことが夢みたいです。


帰りの飛行機がパリに到着する頃、「パリの気温は30℃です」と機内放送で知らされ、ウッソーという感じでしたが、隣に座っていたフランス人の女の子が、「でも東京よりは湿気がないからね」と言っていました。
彼女はちょうど私たちの逆で、東京で暮らしていて3週間湿気を逃れて帰国するという話でした。

シャルル・ドゴール空港TGVに乗りかえたのだけど、私たちの席にフランス人のカップルがすでにかけていて、「そこは私たちの場所です」と言っても、「そちらの方に空いている席がいくつかあるでしょう」と言ってどこうとしないのです。
次女が、「これがニッポンだったら、100回くらいすみませんと言ってすぐ席を立つけどね」と、怒っていたのですが、車掌さんが来てチケットのコントロールをするときに、彼らにすぐ本来の自分の席へ行くよう言ってくれました。
それでもまだモタモタしているんで、「まだ行かないんですか?」とせかして初めて動き始めたのでした。
こういうとき、よくみんなが言う、
「フランスはすごく美しい国だ、ああ、これでフランス人さえいなければ・・・」
というの、納得しちゃいますよ。
(って、フランスを愛する人たち、ごめんなさい)


ニッポンにいる間に、国会を臓器移植法改正案が通過しました。

森岡さんが29日、NHK教育放送で10分間、それに関わって「脳死の子ども」について話されたそうです。
そこで話された内容が生命学ホームページに公開されています。

まるごと成長し、まるごと死んでいく「自然の権利」
http://www.lifestudies.org/jp/marugoto.htm

「NOと言いにくい日本社会」
といった話がでてきますが、NOと言いにくいのはニッポンだけでないですよ、どこでも言いにくい、それでもNOと言うわけで・・・、じゃあ、そこのところの違いはいったいなんだろう?