苛酷な季節・・・

例年に比べると、まあまあよいお天気とはいうものの、もう10月もオワリ(!)、寒い季節の到来です。
路上生活者の人たちには、苛酷な時期ですねえ。

先日フランス語講座に出かけ、まだ始業まで時間があったので、近くにある聖ヨセフ病院のカフェテリアで、コーヒーを飲みながら予習をしていたらば、この日記にも以前記したことのある路上生活者のマダム10セントが、コーヒー1杯だけ注文して、パンの耳をかじっていました。
夜間は寒くて眠られないのでしょう、座ったままユラユラと眠ってしまうんです。
たぶん病院が開くなり、暖を取るために入ってきて、そして休んでいるんでしょう。
だんだん人が増えてくる時間になると、セキュリティの人が、「ここで眠らないで」「あと10分待つから、そしたら出て行くように」と言いに来ました。
そして、本当に10分後、追い立てられて出て行きました。
その後は無料バスにでも乗り込んで、駅に行くのでしょうか。

黙って見ているだけじゃいけないんじゃないか、と思いつつ、黙って見ているだけの私でありました。



死者の日のヴァカンスを前に、3女くんたちの学年は、それぞれいろんな施設で3日間のヴォランティア活動です。
長女のときは老人ホームでアルツハイマーのお年寄りの介護、次女は修道院で修道生活を体験しましたが、3女は小学校で授業についていけない子供たちの手伝いを、昨日からやっています。


もう2009年も6分の5オワリ、あっという間に2010年ですね。