UN prophète


また映画を観てきました。

今年のカンヌでグランプリをとったUn prophèteという映画。

http://www.un-prophete-lefilm.com/

刑務所を舞台に、何も持たず何も知らなかったし、人生のプロジェクトもなかった若者が、成長するというお話で、2時間半、退屈する間もなく、たいへんおもしろかったです。

が、考え込んでしまった・・・。

1週間の死者の日のヴァカンスが終わりましたが、その間3本観た映画、どれも2時間半、そして、たいへんな残酷さ。

たしかに映画として、とてもおもしろいし、よくできていて、それはそれでいいとしても、そのうちカンヌのパームドールとグランプリ、タランティーノの作品も、今年のカンヌで話題のひとつでしたから、この「2時間半のヴァイオレンス」(白いリボンはヴァイオレンスとはいえないかもしれないけど)って、今の時代のムードなんだろうか???