ボタ山アパッチ

昨日は美術学校からいったん帰宅した後、友だちと一緒に演劇を鑑賞してきました。

Terril Apache というタイトルで、モンス近郊の炭鉱の町を素材にしたもので、ニッポン語にすると、「ボタ山アパッチ」というくらいの意味。

http://www.lemanege.com/lasaison/programme.php?action=detail&index=432&month=11&year=2009&day=10

父親が亡くなったという知らせに、故郷の旧炭鉱町に戻ってきた若者と、炭鉱で栄えた頃を知っている故郷に暮らす祖父と、このふたりが登場人物。

ローカルなタームがあったんでしょうね、なんで笑うのかわからないところでやたら笑うおばさんが後ろにひとりいて、ちょっとうっとおしかったけれど、作品自体はローカルに留まらない、なかなかよいものだったと思います。
舞台装置も、シンプルだけどとても効果的でした。
って、私は映画はよく観てきたけど、演劇はあまりいっぱい観ていないので、ちゃんとした批評などできないのだけれど。

銀行が入場券をくれたんです。
しかも劇が始まる前に、カクテルもごちそうになったり、友達と、「銀行はもうアジェンダもくれなくなっちゃったというのに、こんなにご馳走になった上に劇も観賞できるなんて、嬉しいねえ」と、ヘラヘラ喜んだことでした。
おつまみにヤキトリがありましたよ。
ひょえーっとよろこんだりしたのである。