うちの3人娘のこと


ほとんどムリだろうというんであきらめていた、長女の、アイヌの音楽をテーマに論文を書く、というプロジェクト、ゴーサインが出ました。
文化人類学科に、民俗学者音楽学者である教授がいることがわかり、その先生が指導教官になってくれることになったのと、長女クンがきちんと下調べをして準備を整えていた、というので認められたようです。
このテーマがダメなら、フランス革命時のフリーメイソンの音楽における影響、というのを考えていたそうで、これはこれでおもしろそうですけどね。

研究に当たっては、音楽学の専門家のいるニッポンの研究所に、半年ほど勉強にも行かせてもらえるそうで、本人、とても喜んでいます。


いっぽう次女くん、エラスムスという交換留学生のシステムを利用して、

http://www.jbyb.net/erasmus/index.php

3年生になったらやっぱり留学、これは1年間、の計画です。
第一希望地がメキシコ、第2希望地がニッポンです。
このシステムを受け入れブリュッセル自由大学の学生を受け入れている大学が、メキシコだとコレヒオ・デ・メヒコ、ニッポンだとワセダかICUコーナン大学。
それぞれの大学の社会・政治学科(次女の専攻が社会・政治学部の文化人類学なので)の、学問の傾向や教授陣などに関する何らかのことをご存知の方、よかったらぜひ教えてください。



3女くんは、今中等学校の最終学年で、いろんな行事が目白押しです。
こちらには受験というのがないので、勉強で一番たいへんなのは5年生、6年生になったら、卒業後の進路を明確にするため、世界への興味・関心や構えを養うことが中心となります。
3女クンが通うイエズス会の学校では、それぞれ旅行に出かけたり、演劇を仕上げたり、テレビの教養番組であるNoms de dieuxのプロジェクトに参加し

http://www.rtbf.be/video/v_noms-de-dieux?id=480192&category=viepratique

番組を作り上げること、など、非常に興味深く、この調子だと、楽しくて楽しくて、あっという間に卒業でしょうね。

それぞれの希望地に向け、グループ毎にそろそろ旅行にポーランドクロアチアなどに出かけ始めていて、3女くんは明日水曜日から先生ふたりと10人ほどの生徒たちで、フランスのブルゴーニュはテーゼというところのコミュニティへ出かけます。
私は全然知らなかったけど、世界中から人が集まってくる場所らしいです。

これ。

http://www.taize.fr/fr


うらやましいことです。
こうして子供たちが大きくなってくれて、私も自由度が大きくなってきていますから、うらやましがってばかりいないで、できることをやっていかねば、とはりきっちゃいます。