ネコちゃん

先日図書館でnekomura-sanを見つけた話は、この日記で記しましたが、同時に見つけたこの本、「エッセンス・ドゥ・ラ・ヴィー」

http://www.actuabd.com/L-essence-de-la-vie-Par-Hei-Li-Zhi-Xiao-Pan

絵がとても美しいと思ったのと、ページの使い方が、私のBDの課題の参考になると思ったんで借り出したのです。

この作者は中国人で、ご本人のブログもある。

何が記してあるのか、私にはチンプンカンプンだけど、これ。

http://blog.sina.com.cn/heilichee

ブログを開くと音楽が流れますが、中にはニッポン語の曲もあります。
私の知らない曲なんで、遠くにいるニッポン人の私よりずっと、地理的にニッポンに近いんだなあ、と、妙に感動。

コンピューターを使っての作品ですが、もう絵だけ見ても、そのアーティストがニッポン人か中国人かベルギー人か、とか、ヨーロッパ人かアジア人か、とか、さっぱりわかりませんねえ。

作者のあとがきに、この作品を仕上げたその日に、9年間一緒に暮らした、とてもよい性格のネコ、LitchiFleuriを肝炎でなくした話が記されてました。
もし1日でも早く亡くなっていたら、この作品を仕上げることはできなかった、と、最後の最後まで飼い主に付き添ってくれたネコちゃんに、感謝の気持ちが記してあり、じんわりきてしまった。
そして、
「最初の夢を覚えている人がいるかしら?人生は妖精物語じゃないし、想像するよりよほど込み入っている。この難しい社会に向かうとき、作品本来の性質を忘れ、流行に従う人もいるけれど、自分の納得のいく自分が創りだす新しい作品を描くこと以外は絶対しない。」
と。
預金は20元しかないそうです。


ネコちゃんといえば、猫村さん、わたしには期待したほどではありませんでした。
なんでだろ?と考えていたんですが、うちのネコちゃんを眺めていて、理由が思い当たりました。
ネコちゃんはがんばったりしないところがいいんだよね。

一生懸命がんばっている猫村さんは、一生懸命がんばらないといけないニッポンの人々を励ましてくれるんで、人気があるのかもしれませんね。



ここのところ、毎日気温は零下、ものすごく寒い日が続いています。
寒さはまだまだ続くようです。
天気予報によると、来週末くらいには、零下でなくなるらしいけど・・・。