来週でおしまい

乳がんの手術で左脇のガングリオンを全部とってから、3年以上経ちました。

外科手術をしてくれた医者が、週に2回のキネジテラピーの処方箋を書いてくれたときに、
「いつまでやらないといけないのですか?」
と訊ねたら、
「やらないといけないからやる、というんじゃなくて、マッサージをしてもらうことで快適だと感じるなら、できるだけ長く続けていいんですよ」
との返事。
ああ、なるほど、と、発想の違いに感心したのを、今でもよく覚えています。

乳がん手術というんで健保組合から「重病」と認められ、3年間のキネを許可されて、その期限が2月17日です。

患者たちは、以前はいろんな理由をつけては期限を延ばしていたらしいですが、最近は少しきまりが厳しくなり、腕が腫れるといった症状がないかぎり、期限延長は難しいという話もあります。

おかげさまで私は、腕が腫れるようなこともいっさいなく、この期限でもっておしまいにしたいな、と思っています。
キネがくるのはだいたい昼頃、一日の真ん中で約束事に縛られると、その日は一日大きな動きはできないんで、やはり自由の身になるのは嬉しい。

これからしばらくキネなしで大丈夫か様子を見て、ダメなようならまた同じキネに連絡すればすぐ来てくれるでしょう。

ありがたいことです。