今日は朝6時の電車でブリュッセルに向かったんだけど、またまた国鉄のトラブルで、ブリュッセルとモンスのちょうど真ん中くらいのところで身動き取れない状態に・・・。
結局もう帰宅するしかなく、家にたどり着いたのが10時。
5時過ぎには家を出たのに、ただただ4時間か5時間意味なく過ごした結果となりました。
そういうわけで用件を果たすことができなかったけど、行けないと思っていた、校長先生の息子さんのお葬式に参列できました。
校長先生の息子さんのニコラと、そのパートナーであるカトリーヌのふたりは、ひとり息子の赤ちゃんを遺して亡くなりましたが、このふたりの家庭と、その友人たちが、あなたのパパとママがどんなに素敵な人たちだったか、一所懸命伝えてくれるでしょう、と、そう思いました。
ほんとうにいろんな人たちから好かれていたカップルだったんでしょう、教会に入りきれないほどの人々が集まりました。
校長先生始め双方のご両親が、「君たちふたりを誇りにしている」と。
そしてニコラのお母さんが、私たち参列者みんなに、
「愛する人に愛をできる限りたくさん注いでください、愛情には、これだけ注いだから充分ということなど絶対ありませんから」
と、泣きながらメッセージをくれました。
カトリーヌのお母さんも、
「あなたがたの愛する人に、愛しているといっぱい言ってください」
と。
どんなに言っても言い足りないくらい、彼らを愛していたのだという、その思いが伝わってきました。