今日は５時半起きで、もうそろそろ夜中１２時になろうとしていて、眠たくて眠たくて、たまりません。
目がしょぼしょぼするけど、ずっと忙しくて日記を記していなかったので、備忘と近況報告を兼ね、がんばって最近のことなど記しておこうと思う。
今朝は午前９時に裁判所に出頭するよう、書留郵便で知らされていたので、それで早起きして、モンスに行ってきました。
ブリュッセルの南駅を、７時半に出る電車に乗るつもりで家を出たのだけれど、トラムやメトロがやたらスムーズで、７時の電車に間に合っちゃいました。
でも乗車券を買う時間はなかったので、電車の中で車掌さんから買うことにして、乗り場に急ぎました。
乗車券なしでそうやって乗り込む際には、電車に乗り込む前に、乗り場に降りてきた車掌さんに、その旨を知らせておかないといけないきまりになっていて、それをしておかないと、無賃乗車とみなされ、高い罰金を払わないといけないことになっていますから、乗り場に降り立っていた車掌に、「切符を買うヒマがありませんでした」と告げて乗車。
普通は、そうやって座席について待っていれば、彼が乗車券のコントロールにまわって来たときに直接買うことになります。
ところがやって来ない。
ついにモンスに到着。
ま、そういうこともたまにあって、そういうときは乗車券代節約できて、ラッキー、ってなところなんだけど、今日はデッサンのクラスの友達に、モンスへ行くついでに、ブリュッセルから1.6メートルＸ3メートルの油絵用のキャンバスを買って持っていって届けることになっていたんです。
つまり、非常に目立つものを抱えていたわけ。
モンスで乗り場に降り立った車掌が、乗車券なしで去って行く私を後ろから眺め、「あいつ、無賃乗車したな」なんて思ったらかっこ悪いよな、と思ったんで、降りて一応彼のところまで行き、「結局乗車券なしで着いちゃったんだけど・・・」と言うと、「もう着いちゃったから、いいじゃないの。そんなに払いたいなら、窓口で払えば」とあきれられてしまった。
親切、というよりは、今朝はコントロールの仕事なんかしないぞ、という決意をしていたのを、私が邪魔したのが「うるさいぞ、このばか」というくらいの感じでありました。
とまあ、そういうわけで、予定よりうんと早くモンスに到着したんで、裁判所の用事の後に済ませようと思っていたことをいくつか、先に片付けることができ、しかも、９時に15分前には裁判所到着。
何のために出頭しなければいけなかったかというと、執行人の前で、離婚をしたいのが確かなことである、と、確認するためです。
離婚は別居６ヶ月以上でないと成立しませんから、まだ後しばらく待たないといけないのですが、必ず2回出頭しなければいけないことになっています。(以前は３回だった。次回の出頭は１２月１日と指定されました。)
離婚したい夫婦の、どちらかひとりでも出てこないと、この１回目の手続きは無効になります。
まず受付でどこに行けばよいのか尋ね、教えてもらった部屋に行くと、かなり広い部屋は超満員。
みんな同じ理由でそこにいる人たちです。
私より５分くらい遅れてクマも現れました。
一組ずつ呼ばれて別室の執行官の前で、事実確認をするわけですが、あまりの人数に驚いた我々、「私たちが一番最後だったりしてね｣と、冗談言い合って笑ったりしたのだけど、本当に最後でした。
終了したのが午後１時半。
それから私はデッサンのクラスに一緒にいた友人の家に届け物を持って行き、そこでランチをごちそうになって、それから再びクマと合流して、今度は銀行でいくつかの手続きを終了。
それから美術学校に向かい、焼き物・デッサン・ＢＤのクラスの先生や友人に挨拶して、それからブリュッセルに戻りました。
一人暮らしを始めて、２ヶ月足らず、むちゃくちゃ快適です。
自分の都合だけで時間を使う、こういう日々を待ち望んでいたので、もう快適でしょうがない。
でも、そのうち一人じゃ物足りなく思う日が来るのでしょうか？
一人暮らしをしていると、同じく一人暮らしの人からもてたりします。(笑)
かなり積極的に誘われますが、こういうのって、やはりヨーロッパの文化が、どこかに出かけるときはカップルで、という習慣があるからでしょうかね。
なかなか興味深いことです。
ま、もしいつか、彼氏が欲しいと思ったら、こんなおばさんでも十分可能なのだわ、と知ったことでした。
なんとなく安心したりして・・・。
さて、こんなに遅くまで起きているのは、これを視聴したから。
ブータンと水俣とある物探し社会への挑戦
http://www.videonews.com/on-demand/531540/001996.php
たいへんおもしろかったです。
おすすめです。
