思ったことなど、いろいろ

明後日からまた毎日仕事で、忙しくて日記を書く余裕がなくなりそうなんで、思ったことなど、忘れないうちに記しておこう。

今日はクマの誕生日なんで、「元女房よりおめでとう」のメ−ルなど送った。
即ありがとうのレスが届き、「元女房はまだ愛されているよ」と記してあった。
ま、冗談半分だけどね。

先週末は子供たちが家を訪ね、お寿司を作ったり、父子4人で楽しく過ごしたらしく、家族勢ぞろいだからママも参加できるようにと、その夜は私にも電話がかかってきた。
電話の向こうでは笑い声もいっぱいで、クマは幸せそうで、子供たちがやさしい気持ちを持っていてくれるのが、私もとても嬉しいと思った。
その日クマのところに泊まった3人娘が、翌日、ひとりまたひとりとそれぞれの住処に帰ったときは、さぞかしクマは寂しかっただろうと想像する。

今日は、松下竜一さんがまだ生きておられた頃に制作された、松下さんの生活ぶりのドキュメンタリ−を視聴したのだけど、松下さん夫婦の様子をみながら、夫婦というものについて考えたりした。
私の両親はちっとも仲良しじゃなかったし、それをみて育った私もかなり自分勝手だから、こういう支えあう夫婦をみると、しみじみと感動してしまう。
お誕生日に花束を贈られて微笑む晴子夫人と、それをまた少し照れたみたいに微笑みながらみる松下さん、なんてかわいらしいんだろう・・・。

人生の最後のすき放題ステ−ジだから、と、家を出た私だけど、死ぬ前に、こういう自分のわがままのツケを払わないといけないときがあるかもね、と、ちょっと覚悟をきめたりもしているのだった。


昨日ちくま新書竹下節子著「キリスト教の真実」をようやく読み終えた。
なんと、手にしたのは4月中頃だったか、そのしばらく後に読み始め、もたもたもたもたとこんなに時間がかかってしまった。
自分でもあきれる。
一生懸命読んだんで時間がかかった、という次元を超えてますね。
めちゃめちゃ忙しかった、というのが大きい理由だけど、本を読む力が衰えてきたようで怖い・・・。

時間はかかったけど、いろいろ考えたりさせられた。
特に、3・11が起こったことで、今まで考えたことのなかったことや、思い込んでいた間違いや、いろいろ気づかされたのだけど、そのあたりにぴったりつながる事柄が記してあり、読んだ甲斐があった。
本には付箋紙いっぱい、メモ書きもいっぱい、もう1回ささっと読み直して、ちゃんと感想を書かないと、と思うのだけど、いつになるかな。