フランクフルトに行ってきたこと


またまたひと月が過ぎ、もう2013年も残すところ2か月足らずとなりましたね。
なんだかんだと忙しくしているうちに、怒涛のごとく日々が過ぎていきます。
とはいえ、盛りだくさんの日だと、わずか一日とは思えないくらい長ーい時間に感じたり・・・。
昨日もそういう一日でした。

10月23日から、フランクフルトのStädelMuseumでデューラー展をやっているというのを、展覧会開幕の日のarteのニュースで見て、これは行かねば…、と、さっそくネットで電車のチケットと美術館の入場券をゲット、それが昨日だったんで、張り切って出かけたのでした。
ICEという国際急行列車に乗ると3時間ちょっとの距離です。
5日と6日が空いていたので、5日のチケットを取ったのだけど、なんとベルギーの国鉄でストが早朝から始まり、それに巻き込まれてしまったわけです。
そういえば、かなり前の新聞に11月5日のストの可能性を記したものがあり、それを読んでいたのに・・・、おバカな私です。

朝6時前のトラムに乗り、南駅に着いて掲示板を見ると、ガーン、私に乗るはずの6時25分発フランクフルト行は運行しない、と・・・。
どうしましょうかとインフォメーションのスタンドを見ても、国際列車のチケット販売窓口をみても、だーれもいないし、閉じられたまま。
もう1回掲示板を見たらば、他の駅から出る、と書いてあったんで、ということは北駅からかと、なんでもいいから北駅行に乗っちゃえ、と乗り込んで移動。
でも、北駅の掲示版にも運行しませんマーク。
ウワーン、デューラーの作品観るのだとはりきっていたのに、チケット代どうしてくれるのよ、と、脳内はせこい思考ばかりが渦巻く私。
でもこの駅では国際列車窓口が開いていたんで、とにかく何がどうなっているのか聞きましょうと、気を取り直し窓口へ。
そこには私みたいな人々がけっこう何人もいて、列をなしていました。
こういう「どうしたらいいの?」状態では、いつも生まれる見知らぬ人々間のソリダリティーがすでに発生していて、駅員の説明に加え、より詳しい人のアドヴァイスに皆一致団結助け合いモードです。
駅の人が言うに、ワロニアの国鉄職員のストで電車が動かない、とにかく、これから最初に出るリエージュに行く電車に乗り、リエージュでアーヘン行に乗り換え、アーヘンからさらにケルンへ行き、そこでフランクフルト行に乗りなさい、とのアドヴァイスでありました。
いったい何時間かかることか、どうするべきか、悩んだ私、行ってしまえ、どうにかなるさ、と結論。
ま、死ぬわけじゃないしね。
唯一心配だったのがネコちゃんのこと。
先日からひと月ちょっとの予定で、クマがエチオピアに旅行に出ていて、その間放ってはおけないので、ネコちゃんを今預かっているのです。
帰りが遅くなるからと、ゴハンと水は大目にあげて出たんだけど、帰ってこられないとなると話は別。
うちの鍵を3女が持っているので、彼女に連絡すると、たまたまブリュッセルで行われるマイクロ・クレジットとデクロワッサンスに関する集まりに参加するんで、夜はママんちに泊めてもらおうと思っていた、と。
それならネコちゃんのことは心配ないので一安心、いざフランクフルトへ。

同じように動く人々の間で、ま、ドイツに入っちゃえばもうベルギーじゃないし、どうにかなるさ、ということになり、私はボンで行われる会議でプレゼンテーションをするのだという、ドイツ人女性にくっついて(ドイツ語が分かる人のそばにいないとね・笑)ケルンまで。
そこからフランクフルト空港行に乗り換え、空港駅からさらにフランクフルト・アム・マイン行へと乗り継いで、12時ちょっと前に到着。

美術館のチケットが12時半入場のものだったんで、その前にゲーテの生家や大聖堂に足を運び、それから帰りの電車の時間まで美術館、という予定が全部ボツ。
まず美術館でデューラー展を鑑賞した後、同美術館の常設展示と、同時に行われているレンブラントの版画展を4時間ほど楽しみました。

もともと所有している作品に、よそから持ってきたものも含め280点ほどのデューラーの作品、たいしたものです。
版画では、それからもっと後の時代のレンブラントもたいしたもの。
ああいう緻密な作品って、やはりそういう性格でないとできるものではないよなあ・・・・、などとヘンテコリンな感心をしてしまう私です。

電車の時間まで少し余裕があったので、アルトシュタット地区にある大聖堂や、きれいな広場や、ゲーテの生家の前など通って駅へ向かいました。

帰りの電車は、ベルギーからの到着がストで遅れる影響で、少し遅れたものの、予定通りの電車に乗り込むことができ、30分遅れでブリュッセル南駅に到着。

という、長い1日だったのです。

さっそくネットを通して、電車の遅延による払い戻しの権利を主張しましたが、果たして少しお金が戻ってくるかしら。
いつもこういうシチュエーションでお金が戻ってくるからね。
モンスタークレーマーとしてブラックリストに載ってるかも・・・(笑)。