めんどくさいなあ、と思いつつも、記事も少ないし案外簡単に終了。
よかった。
タイトルは、ダイアリーの頃のはやたら長くて入力するのがめんどくさい、という怠慢オバサン的理由ゆえに、たんなる「備忘録」ということに。
もう数か月前から、PCが「ディスクEの残りスペースが少ない」という警告を発するようになり、いろいろやってみたけど解消の方法なく、なんじゃらほい、これは…と思っていました。
先月やってきた友人に話すと、これってWindows10のアップデートの際のバグだと教えてくれました。
彼女が日本語で解消法を探してくれたけど、こういうことはいつもフランス語でやるんで、日本語だとイマイチわからず…。
次女がうちに来た時その話をしたら、仏語で解消方法を示すサイトを探してくれました。
そしたら意外に簡単。
それでこれも昨日解決。
というわけで、お引っ越しもバグ解消も終え、なんだかめでたくて、日記でも書こうか、という気分になった次第。
日本では第一次大戦は遠い昔の出来事でしょうが、ヨーロッパではそんなことはなく、毎年大きく取り上げられます。
今年も、ニュースで、あるいはTVのドキュメンタリーで、ここんとこ盛んに話題として取り上げられています。
終戦後100年ということで、今年はいろんなところでいろんな展覧会も行われてきました。
昨日は、大戦で亡くなった兵士の遺骨から、現在のテクノロジーを使えば、生前の体格もわかるし、顔まで再生できるということをニュースでやってました。
そうやって、戦死した兵士のひとりのお孫さんが、一度も会ったことのないお祖父さんの顔を見せてもらって、嗚咽している様子が映されていました。
オフィシャルに終戦宣言がなされたのが、1918年11月11日11時。
(ちなみに、11・11・11という、ベルギーの仏語・ドイツ語圏のONGがあります。世界のいろんな問題を取り上げ、よい世界を作ろうという活動を行う、le Centre national de coopération au développement=CNCDという組織の名称なんですが、この名前はこの終戦宣言の日時から来てます。これ↓)
今朝の新聞に、11時にあと2分というところで亡くなったカナダ人兵士の記事も載っていました。
https://www.cncd.be/spip.php?page=sommaire
まだ26歳。亡くなった彼のポケットに入っていた、血に染まったカエデの形をしたワッペンがちゃんと残されていて、2001年に甥っ子さんに渡されたそうですが、この方も、明日モンスの近くの墓地で行われるセレモニーに参加されるそうです。
そういえば、以前にこんな記事もアップしたんで、それも貼り付けておこう。
いつもいつも戦争をしていたヨーロッパ、第一次大戦に突入したときは、多くの人が、またかよ、と思いながらも、すぐ終わるだろうと思っていたそうですが、実際は4年も続き、出征した兵士のものすごく多くが亡くなるという、本当に悲惨な結果に。
それで、ヨーロッパ人が「国家」というものを疑うようになった、と。
それでも第二次大戦が起こり…。
それに懲りて生まれた鉄鋼と石炭の共同体、ECに、そしてEUへと発展してきたわけだけど、今はアンチEUの動きも生まれ…。
これが人間の本性と思えば、こういう歴史の流れには抗えないのかもしれないけど、それでも、何が起きてどうなったか、振り返ることで、以前に学んだことを思い出せるかもしれない。
アンチEUの動きの原因のひとつとして、各国の教育現場では自国の歴史しか教えず、ヨーロッパ全体の歴史をちゃんと教えていないことがある、と反省されていました。
そういうわけで、去年の夏、新しくEU本部の近くに、ヨーロッパの歴史博物館がオープン。
もうだいぶ前からある、EU議会の博物館、Parlamentarium同様、これも入場無料。
Bienvenue à la Maison de l'histoire européenne | MAISON DE L’HISTOIRE EUROPÉENNE
というところで、今ちょいとニュースをチェックしたら、終戦の調印がなされた場所や経過などに関する記事がアップされているんで、今からそれを読むことにしよう。
というわけで、今日はオシマイ。