イランのけっこう落ち着いた対応で、戦争の危機は避けられたものの、誤って民間機を撃墜したというニュースは衝撃でした。
176人死亡...。悲惨です。
今朝ネットで最初に見たニュースが、イランがそれを認めたというものでした。
夕方のニュースで、否定し続けた後でいろんな証拠が出てくるようなみっともないマネはしたくなかったんだろう、と言ってました。
亡くなった方たちと、その家族の方たちには、気の毒でしょうがありません。
某大統領の人気取りのための無謀な行動の巻き添えになってしまったわけですから。
ゴーン氏の逃亡の件については、もう既にいろんな意見が飛び交っているので、私がガタガタ言う必要は全くないのですが、ひとつ思い出したことがあったので、それだけは記そうかな、と。
ベルギーではついこの前まで、囚人が脱走を試みても、それ自体で罰せられることはありませんでした。
自由になりたいというのは人間の自然な欲求だから、というのが理由。
90年代、93年だったかな、調べないと確かなことは言えませんが、脱走が相次いだことで、この法律は変えられましたが。
そのときも、おもしろい国だな、と思ったことでした。
今夜のニュースで、思わず笑っちゃったのがこれ。
ブリュッセルのオーデルゲムで行われた、もみの木を投げるコンクール。
クリスマスのバカンスも終わり、各家庭に飾ってあったクリスマスツリーもお片づけです。
指定された日に出しておけば、各コミューンで集めて処分してくれます。
オーデルゲムのコミューンでは以前は燃やしていたんだけど、6年前から放り投げて遠くまで飛ばすコンクールを始めたのだそうです。
名付けて「ベルギーもみの木投げチャンピオンシップ」(笑)
カテゴリーは3つ。男性は10キログラム、女性は5キログラム、子供はちっちゃなもの、重さは言わなかったけど1キログラムくらいかな。
はるばるトゥールーズから来てる人もいて、参加者は全部で300人とか。
地区の人がいっぱい集まって、ビールやワインを飲みながらワイワイと、すごく楽しそうでした。
取材のひとに「ドーピングしてないでしょうね」なんてインタビューされている人も...。(笑)
こんなニュースばかりの世界だったらいいのにな、と思ったことでした。