コロナ騒ぎはますます大きくなってきました。
さすがにうんざりです。
なんでこんなに騒ぐの?
今までだっていろいろあったじゃないですか。
そして、こんなに騒がずとも、時が来たら終息したじゃないですか。
「新型だから、まだわからないことがいっぱいある」というのは理解できます。
「できるだけ拡大させたくない」というのも理解できます。
でも、何これ…。
ネット上のインフォで日本のトイレットペーパー騒ぎを知って「けっ」と思ってたんだけど、日本ほどではないにしても、ベルギーでも同じような現象が見られたりしてるようです。
マスクや消毒用のジェルが売り切れ続出、病院のストックから盗まれたり、なんてことも起こっているとニュースで言ってました。
医療従事者など、本当に必要な人に行き渡らないような事態になると困るし、マスクは予防の役割は果たさない、とにかく普通に手洗いなど励行していればよい、とさかんに広報されているんですけどね。
欧州でアジア人が差別されているという話もありますね。
アジア人ってことで「コロナ」と罵られたり、とか。
そういうの、少なくとも私の周りでは、見たことも聞いたことも経験したこともなかったけど、先日、中国系のブリュッセルの女の子が、コロナと罵られ唾を吐きかけられたというのをニュースで読んで、ブリュッセルおまえもか、と思ってしまった。
アジア人なんて山ほどいるし、いちいちそんなことしてたら、唾が足りなくなるぞ、バカ。
何回も言うけど、寛大な人とせこい人、優しい人と意地悪な人、などなど、どこにも同じように分布していると思います。
そして、人が経験によって学び作り上げてきた社会の価値観によって、いろんな問題が起きても、それなりにコントロールでき、理性的に行動できる人の割合が、学んできたあり方、学ぼうとするあり方によって異なるのだと考えます。
でも、不安に煽られると、そんなもの一瞬で壊れちゃうのかな。
もうこうなったらニンゲンやめたくなりますね。
ネコちゃんになりたい…。
コロナ騒ぎを揶揄する話。こういうの好き。
www.facebook.comこの騒ぎによる経済活動の減速で、CO2の排出がドッと減ったってのは、唯一のポジティヴ側面。
この機会に、それぞれが生活の仕方を見直すとしたら、それは悪くないかもしれません。
もうすぐ国際女性デーです。
その関係か、ネット上で女性の権利についてのビデオやニュースをいくつか見かけました。
女性の選挙権だって、当たり前だと思ってるけど、得られたのはほんとについ最近ですもんね。
ベルギーでは、以前はベルギー国籍でない男性と結婚した女性は、自動的にベルギー国籍を失っていたりもしました。
何年か前に、友人のとこのパーティに呼ばれて行ったところで知り合った、私より10歳足らず年上の女性が、自分の経験談として話してくださったことがあったので知って、その時は驚きました。
自分名義の銀行口座をもつにも、夫の許可が必要だった、ってのもつい最近の話。
義理の母の妹で、とてもよくしてくれた叔母さんがいて、そこのダンナさん、けっこうマッチョ、そういえば彼女は、自分の銀行口座を持っていませんでした。
口座を持っていないってんで驚いたことでしたが…。
www.rtbf.be今さらのようにムカつきますが、こういうことにひとつひとつ異議申し立てをして闘い、権利を勝ち得てきた先人たちに敬意を表したい。
数日前にネットで聴いて、ウオーッと感動したんですが、アジル(当時の精神病院)で9年過ごした出てきた後、アントナン・アルトーがラジオ放送用に頼まれて作った作品です。
www.franceculture.frアントナン・アルトー、この人のメキシコとのかかわりもけっこう興味深い。
大昔、この人がたしかマラーの役で出演するアベル・ガンス監督の無声映画「ナポレオン」を、福岡で見たことがあります。
カーマイン・コッポラ(フランシス・コッポラのお父さん)が指揮する生オーケストラの音楽とともに、です。
ところで、日本でこのブログを読んでくださった方、↑ のリンクのオーディオは聴けますか?
私が貼り付けるビデオなど、地理的制約で日本では視聴できないのでは…と思ってるんですが、これはどうなんだろうかと気になります。
もし実験していただけると嬉しいです。
今日は午後、「気候のための金曜日」のマニフェスタシオンにちょっくら行ってきます。
去年は毎週木曜日に行われていた子供たちのマニフ、社会に与えた影響はけっこう大きかったけど、政治の方の動きは遅々としており、子供たちは失望もしました。
今年もクリスマスの休暇が終わってから金曜日にやってます。
今日は、一昨日、EU委員会に招待されディスクールを行ったグレタも参加します。