昨日の記事にid:happy-ok3さんにコメントをいただきました。
「フランスでは、医療従事者に悲しい事も、起きているようです。」というコメントです。
その時点では、私の知る限りベルギーではそういう話は聞いたことがなかったので、そうレスしたのですが、今日のお昼のニュースで、24歳の看護師さんの話が紹介されていました。
コロナウィルスに感染し発症した人たちのためにICUで働いている看護師さんです。
借家をシェアしている仲間から、彼女を媒介して感染することの恐怖から、もう一緒に住めないと宣言されたというのです。
彼女が仕事をしている間に家の鍵も変えられ、彼女の荷物は家の外に出されていた、と。
仕事仲間のうちにその日は泊めてもらうことで、野宿はまぬがれたそうですが…。
そういうことが起こりうるというので、医療従事者には、ガス・電気・水の消費以外は無料でアパートなどを提供しようという動きも出てきました。
というわけで、今日も更新しちゃったんで、ついでに昨日貼り忘れていたふたつのリンクも…。
ポルトガル政府が、今のコロナ危機の中、まだ権利が保障されていない移民の人たちの生命を守るために、これまで半年ほどかかっていた手続きを簡易化し受け入れる、という話。
それと、しばらく前にも紹介した、ルーヴァン在の岸本聡子さんの最新記事。
>社会で一番脆弱な人々を適切に救済しなくてはならない。日本のように「肉か魚か両方か」というようなレベルの議論を政府に許しておくわけにはいかない。