4月16日 コロナ危機@ブリュッセル

昨日14時からまた政府のミーティングが行われ、夕方これからのことが首相によって発表されました。

もうすでに誰もが想像していた通り、現在の対策が5月3日まで、いくつかの新しいポイントはあるものの延長されることとなりました。

そして5月3日から、段階的に解除される、とのこと。

いずれにしろ、首相の「ワクチンもまだないし、奇跡のような治療法もありません」という言葉が印象的でした。

www.rtbf.be

www.aoitori.be

新しいポイントの中で、一番話題になったのが老人ホームにおける対策。

老人ホームにおける感染と発症が大きな問題になっているのは、日本でも報道されているかもしれません。

コロナによる死者数の半分近くが、老人ホームにおけるものです。

(ただ、今のこの数はもしかしたら実際の数より多く勘定してるかも、とのこと。疑わしい、というケースも、確認できないまま含めているので。今後正しい数が計上されることになるでしょう。)

医療機関で使われているようなマテリアルが、老人ホームには導入されなかったこと、ナースたちが常時勤めているとはいえ、医療機関ICUなどで仕事をしているナースのような訓練を受けたわけではないこと、などなど、指摘されています。

先週から集中的にテストが行われていますが、遅すぎたという批判もあります。

そういう中、昨日発表されたものは、これまで禁止されていた外部からの訪問が、身近な家族ひとりのみという条件で許されたこと。

家族に会えないという入所者の悲しみを考えて評価する意見と、まだ早すぎる、ここまでみんな我慢してきたのに、今緩めたらその甲斐がなくなるのでは、という意見と両方あるようです。

 

前に書いたように、夏のフェスティバルなど、8月31日まで禁止、となりました。

 

5月3日以降、学校がどうなるかはまだ不明ですが、小学校と中等学校は、学年末試験は行われないそうです。

 

3月に今の対策がとられ、≪医療関係がパンクするのを回避する≫という目的はほぼ達成、今すぐ解除することなくもうひと頑張りすれば…、と先が少し見えてきた感じです。

だからでしょうか、これまでは「連帯」が感じられていたのが、それぞれの政治的立場によって、今後のやり方に関しての批判などが行き交うフェーズに入った印象です。

 

 

話はころりと変わりますが、カルロス・ゴーンに関するドキュメンタリーが数日前に放送されました。

うわあ、もう作っちゃったんだ、と、ちょっとびっくり。

私はさっき視聴しました。

彼の子供時代から現在まで、日本で1年近く拘留された後、去年の暮れにレバノンに逃亡するまでのことも含め、ちゃんとバランスよく扱われていて、おもしろかったです。

ほお、と思うことや、そうだよね、と思うことなど、視聴しながらいろいろメモしたものの、ちゃんとまとめて書くのは面倒なのでパスしちゃいます。

www.rtbf.be