≪段階的解除≫について、昨日のニュースで言ってたいくつかの反応などをちょいとメモ、です。
まず、5月4日になれば、いつも会ってた家族や友人にまた会えるようになる、と喜んでいた人たち、18日までおあずけになってしまってがっかり…のようですが、大方は「仕方ない」と受け止めたようです。
5月11日から、「規模にかかわらず、美容院や飲食店以外がオープン」については、もともと感染症の専門家たちは、もっと細かく段階的にするべき、という意見だったらしい。
しかし、事業主たちはどこも早く開きたいという思い。
その間に立つ政府は、どこもいっぺんに開く方針に決定したようです。
感染症専門家の方たちが言うには、後にこの解除の影響についてモニタリングする際、いっぺんにオープンしちゃうときちんとした追跡ができない、と残念がっていました。
また、事業主の方たちの、今回の閉鎖による影響は、体力のあるマルチナショナルのでっかい店と地元の中小企業では、受けた影響が全然異なるのに、みんな一緒というのでは不公平だ、という不満も紹介されていました。
学校ですが、もともと学校が開始されることについては、「子供たちをモルモットにするのか!?」という反発がありました。
それにしても、簡単ではないスタート。
どこの学校も準備にかかっていると思いますが、先生も今までの担任だけでひとクラス受け持つわけにはいかないし、教室の配置とか、整えるべきこと山積みです。
教育は各地域・言語政府の担当なんですが、昨日のニュースによると、ブリュッセルとワロニアの方は、小学校・中等学校の6年生が18日から、その1週間後にそれぞれの1年生・2年生がスタート、とさらに段階的に行うと決めたそうです。
生活については、私は政府の補償があればなんとかなりますが、そうでない方たちもいっぱいだろうし、ましてや、アフリカなど発展途上国の人々は、生活のスタイルや経済のあり方などから、ほんとにひどい目に遭うことでしょうね。
コロナより飢えに殺されることになる、と、心配されています。
それと、このどさくさで、一時はベルギーでは導入されないと決まったはずの5Gが、もしかしたら導入されちゃったりするかも、というんで、反対のアクションの呼びかけもあります。
ま、補償金もらえる、とはしゃいでいる時ではないってことですね。
すっかり怠け者になっている私ですが(自分でもここまで怠け者だったとは知らなかった)、少しずつ衣類の整理などもしていて、先日冬のお帽子を夏のお帽子に入れ替えました。
しかし、今年はかぶることってあるのかな?
なんといってもベルギーの夏は短いぞ…。
あ、そういえば、昨日の記事、いくつかバカみたいな間違いがあったので、訂正しました。
たとえば、マスク義務の話など。