9月に入りました。
最高気温が20℃いくかいかないか、最低気温が10℃を切り始めた、という感じです。
コロナ禍ゆえの長ーい«バカンス»を自分なりに終え、昨日から心を引き締めた(?)私。
そういうわけであまり時間もないので、備忘のためにのみ、いくつかニュースの記事を貼り付けておこう。
最近のベルギーでの話題はショヴァネク事件。
2018年にシャルルロワ空港で、不審な行動をとったという理由でポリスに拘束されたスロバキア人男性が、拘束後すぐに亡くなった事件です。
その時のショッキングなビデオが、最近になってメディアの知るところとなり公開、すでに2年半過ぎているのですが大問題となっています。
事件後すぐにスロバキア政府から詳しい調査の依頼があったにもかかわらず、「ポリスには問題なかった」という返答で済まされたままだったわけです。
しかし、ビデオを見る限り「問題なかった」とは言えません。
ナチスのような真似事までしてますし。
当時内務大臣だったのが、今はフランダース政府のトップであるNV-Aのヤン・ヤンボン、彼が実際どこまで知っていたのか、本人はこのビデオは初めて見た、当時そこまで報告も受けてない、と言ってるんですが、それってホント?という騒ぎになってます。
その事件の当日、シャルルロワ空港での目撃した人の証言も、「その男性は、航空券を提示しないといけないとき所持しておらず、でも本人は持っているはずと主張していた、この男性に対するポリスの動きは不釣り合いな極端なものだった」というもの。
今日の昼のニュースでは、初めて彼の妻もインタビューに答え、「今さら彼が戻ってくるわけではないが、せめて真実を明らかにしたい」と言ってました。
www.rtbf.be今まだ連邦政府が作られないでいるベルギー、NV-Aのヤン・ヤンボンのスキャンダルとなると、けっこうこれにも影響あるかも…。
ヴェルヴィエールという街の初代市長の心臓の話。
ピエール・ダヴィッドという、まだベルギーが存在しない頃ナポレオンから指名されてヴェルヴィエールの市長になり、その後ベルギーが独立してからも、最初の市長を務めたという人物。
街の人たちの間には、広場にあるダヴィッドの泉に、この方の心臓が収められているという「伝説」があったんだそうですが、最近この広場の改修工事を行っているときに、本当に小さな箱におさめられた心臓が見つかったのだそうです。
亡くなったのが1839年ということなので、まだ180年くらいしか経っていませんが、へええ、おもしろーい!と思いました。
シャルリー・エブド事件の裁判がスタートしたことも最近の大きな話題。
今日はテロリストがテロの理由にしたムハンマドのカリカチュアを1ページ目にしたシャルリー・エブドが出たんで、普通は買わない人も買ったそうです。
マクロンの、表現の自由を支持する、という表明がなかなか良かったんだけど、どこで見たんだっけ・・・。
そのビデオを探したけど、見つけられなかった。
他にもいろいろ「ふーん」とか「へええ」とか「おっ」と思った話はいっぱいありましたが、これだけにしておこう。