正月気分も終わり… (追記あり)

正月気分も終了、今週月曜日から通常の業務等がスタートしたようで、健保組合、社会保険事務所、会計士などから業務連絡メールが届き始めています。

2020年3月以降毎日休日のくせに、年末・年始はそれなりにバカンス気分で、夜更かし・朝寝坊していました。

そんな私も「リズムを修正しよう」と、月曜日から少しずつ早く起きるよう努め、ようやく今日正常化に成功。笑

 

去年の1月・2月は仕事もしましたが、パリにダ・ヴィンチ展を観に行ったり、ゲントでヤン・ファン・エイク展を鑑賞したりしたんだったなあ、と思い出し、あっという間に過ぎていった2020年だったけど、なんだかそういうお出かけは、もうずーっと前だった感じがします。

いかにコロナ禍に日々のリズムを支配されちゃってるか、ということでしょうか。

 

今週は政府からの12月分の援助金も振り込まれていました。

10・11・12月分は倍額でしたよ。ありがたいことです。

少なくとも3月までは援助金が出る様子。額は変わりそうですが。

 

去年申告した一昨年の税金について、去年の暮れには書類が届き驚きました。

普通だったら申告した翌年の3月くらいなんですけどね。

だから還付金が届くのも今年はいつもより早い。

(もともと自分のお金だけど、なんだか儲かった気がして、毎年嬉しい気分になります。笑)

うわあ、速い!と驚いていたらば、知り合いから「固定資産税についてもすごく早く届いたらしいよ」と聞き、コロナ禍でものすごい出費だから急いで徴収してるのかな、と思ってしまった。

そしたら数日前の新聞に、すでに追徴金がかなりの額納められているような記事が出ていました。

即刻払わないといけないけど、それが難しい場合は、期限までに1ユーロ(!)納めたら残りは3月まで待つ、と書いてあったような気がする。

 

 

今日午後14時から、今年最初の政府のコロナ対策会議が開かれます。

ビデオ会議だそうです。

少しずつ数値は減少しているものの、目標の「新規感染800人、新規入院75人」にはまだ及ばないので、対策が緩められることはないと思われます。

 

それでも、ワクチン接種も高齢者のホームから始まり、今のような状況が治まった後の話もボチボチ出るようになっていて、少しずつとはいえ前進はしてるのかな。

ホームの入所者は9割は接種しているようですが、そこで働く介護士の人たちにはまだ抵抗感が大きく、ワクチン接種を受け入れている人は4割くらいだそうです。

 

 

6日の米国ワシントンの騒ぎ、ひどいものでしたねえ…。

時差があるので、その日の夕方のニュースでは、集まったトランピストの前での往生際の悪いトランプのディスクールを見せていただけでしたが、その後どんどん劣化していく様子をTwitterで見て驚いてしまいました。

今回ばかりは米国人を気の毒に感じました。

なんでも1秒で400ツィートというスピードで、みんながアップしていたらしいです。

翌日はこちらのニュースでは朝も昼も夜も、特別枠を設けて報じられました。

 

昨日7日のCEPのコンフェランスはもともとトランプのポピュリズムがテーマだったんですが、6日の騒ぎの影響で、視聴した人の数が通常の1.5倍もいたようです。

 

話の内容自体は、私にとって特に新しいものではありませんでしたが、質疑応答も今回はいつもより活発で、「我々のシステムはあそこまで劣化することを防ぐことができるものとなっているのか」と訊ねる人もいました。

そりゃシステムじゃ防ぎきれないでしょ、と私は心で返事しちゃいましたよ。笑

講師の人も「EU内でも同じ問題は抱えている」と、最も顕著な例として、ハンガリーのオルバンの話をしました。

 

結局のところ「ひとりひとり」にかかってますよね。

自分の価値観と理想を持つこと・持てること、そしてそういう社会であること。

 

 

 

ということで、いつものようにリンクをいくつか貼っておこう。

 

1月1日から変化することのひとつ、本・雑誌の値段のはなし。

これまでフランスの本や雑誌はベルギーでは少し高かったんです。

それが今年から同じ料金になった。

これってもともとフランスフランをベルギーフランに変換する際の差を考慮したシステムだったんだそうで、ユーロに統一されてからは無意味なものとなっていたんです。

もともと12%だったのが段階的に減らされ、ついに0%に!

www.lecho.be

 

デヴィド・ボウイが亡くなってもう5年なんですね、最近またボウイ関係のビデオをあちこちで見かけます。

亡くなった翌年に彼のコレクションがオークションにかけられ、アントワープのお金持ちさんがゲットしたという彼の美術品のコレクションとしては初期のもの、ティントレットの聖カトリーヌ。

その年の7月からルーベンスハウスに展示されています。

しょっちゅう行って観てたのに、今となってはなんだかすごく遠く懐かしいわあ…。泣

ルーベンスより前の人ですが、イタリアでルーベンスもアントーン・ヴァン・ダイクもこの作品を模写したらしい。

ボウイ没後5年の記念に貼っておく。

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pers.rubenshuis.be

 

 

フランスの俳優、ギヨーム・カネ Guillaume Canet(マリオン・コティヤールのパートナー)がFBにアップしていたフォト。

この俳優さんも超ハンサムってことはないけど、私は大好き。

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しくこくハンサム基準の話ですが、先日視聴したベルモンドについてのドキュメンタリーで、ゴダールの作品でベルモンドと共演したアンナ・カリーナに「ジャン=ポール、どう?」とインタビューしてる場面があって、彼女が「すごくハンサムってことはないけど、悪くないわ」と笑いながら答えていました。

素顔のアンナ・カリーナって、ソフィ・マルソーとよく似てるのね、と思ってしまった。

 

 

 

おっと、このニュース、昨日読んでびっくりしたのに貼り忘れてたので追記。

米国南北戦争の最後のベテラン未亡人が亡くなった、という話。

南北戦争ですよ、すごくないですか?

なんでも1936年、ベテラン James Bolin さん(そのとき96歳で3年後亡くなった)17歳だった Helen Viola Jacksonさんの生活を保障してあげようと結婚したんだそう。

そのヴィオラさん、先月101歳で亡くなったそうです。

亡くなったジェイムズさん夫人ということで、ベテラン年金をもらう権利があったんだけど、その申請はしたことなかったそうです。

彼女のお父さんが、彼女が学校から戻ったあとにジェイムズさんちにお食事のお世話に通わせていたのだそう。

www.rtbf.be