最高気温が10℃近いような寒くない日が続いていたんですが、今日から寒さが戻ってきて、これから1週間は最高気温も0℃前後になるらしいです。
そういえばカーニヴァルの頃はいつもすごく寒かったんだった、と思い出しました。
一昨年は、2月に夏みたいな日もありましたが。
自由大学の講義もスタート。
後期は水曜日に16世紀末から17世紀までの美術史、木曜日が近代フランス文学を受講します。
金曜日にまた政府のコロナ対策会議が開かれ、美容院と床屋さんは、マスクをして換気をきちんと行う、という条件で13日から開いてもいいことになりました。
刺青屋さんやエステサロンなどはまだNGで、3月1日から、とのこと。
保健担当相が、カフェ・レストランについては、3月1日からでも難しい、と発言していました。
数値だけを見入ると、新規感染者はほんのちょっと増えているんですが、これはテストの件数が増えているためで、新規入院者数は120人/日くらいでプラトー。
目標は75人なのでまだまだの状態。
12歳以上の子供たちのスポーツや音楽、スカウト(私の記憶では、日本ではボーイスカウト・ガールスカウトってのがありましたが、こちらではもっと野性的な活動で、ものすごく盛んです)といった活動に制限が厳しかったんですが、彼らの精神的な問題を考慮し、しばらく前からひとりにつきひとつの活動が許されることになりました。
今の状況の、若者や思春期の子供たちへの影響が問題視されていることはしばらく前にもブログにアップしましたが、この話題がニュースで語られない日はないほどです。
精神科への受診申し込みも対応しきれないほどの数に及ぶらしい。
人の脳の成長は25歳くらいまで続くそうで、その発達のためには、人とのふれあいや経験というのが不可欠、今の状況の影響は計り知れないですよねえ…。
今ベルギーでは抗体を持つ人が5人に1人だと言ってました。
ワクチン接種も進んでいます。
先日は皆が接種を終えたホームで、入所者のお誕生日とワクチン接種終了を祝って、シャンパンで乾杯している様子をニュースで見せていました。
みんなで一緒に和気あいあいと食事ができることに、そしてこれから家族に会えることに、入所者のお年寄りたちはほんとに嬉しそうでした。
私なんかは仕事の性質上自分の身一つなんで、仕事ゼロの状況でも政府の補償金(1月分も倍額いただきました。2月分も倍額だそうです。)で経済的不安は全くありませんが、それでは足りないフリーランスの人もいますし、コロナ禍の影響は甚大なのにどの補償にも当てはまらいという人もいます。
何年か前のテロ事件のときも社会への影響は大きかったし、私もクライアントさんがベルギーに来るのを躊躇したりで収入がグッと減りました。
私に関して言えば、今回のような経済的援助がなかったので今よりタイヘンでしたが、でももっと自由だったなあ…。
市民100%が満足する対策はないから、不満を持つ人がそれを表明するのは当然、政府の対策会議でもいろんな意見が出ているはず、不満を持っている人が納得するために会議の内容全てを公開するべき、と、ニュースで弁護士さんが言ってました。
さてさて、私がかんがえたこと、など。
2月3日、私はうちの掃除をしていました。
掃除機をかけ終え、モップをかける前にちょいと一休み、と思ってTwitterを覗いたところ、一番上に出てきたのが、私が生まれた国の某人物が「女性がたくさん入ってる会議は時間がかかる」と言った、というニュース。
いっぺんに気分が悪くなっちゃいましたよ。
その国の言葉がわかっちゃうばかりに、見たくもない顔のフォトが出ているのについ読んでしまった…。
予想どおりいつものように、問題の所在もあきらかにしない謝罪ではない謝罪会見も後で開かれたようですね。
この件、こちらでもTVやラジオのニュース、そしてオンラインの新聞でも紹介されました。
顔のフォトなしだったんで、私にとっては耐えやすかったわ。笑
以前こちらにいて、何年か前に帰国、今大学で演劇を教えている友人が、