私個人としては、コロナ禍で仕事がなくなってまる1年となりました。
最後に仕事をしたのが2月21日でしたから、今日は1周年記念(笑)としてブログ更新。
シベリアからやってきた寒波で、最高気温も氷点下という寒い日が1週間続いたかと思ったら、今度はサハラ砂漠からやってきた暖かい風で、最低気温も10℃くらい。
最高気温は20℃近くになるというウィークエンドであります。
木曜日まで続くらしい。
金曜日から気温は少し下がるけど、それでもこれまでの平均気温よりは暖かい、とのことです。
今朝7時30分頃の空。
日もどんどん長くなってきています。今は毎日4分ずつという勢い。
空が少し黄色がかっているのは、サハラ砂漠から砂が運ばれているから。
しばらく前にイタリアの首相が新しくドラギ氏になりました。
この方、欧州中央銀行のトップだった人、欧州のいろんな経済危機において手腕を発揮した人だそうで、ユーロのお札のサインがこの方のもの、とニュースで言ってたので、ほおっと思ったミーハーおばさん、さっそく見てみると、ほんとにMDraghiって書いてありました。
コロナ禍の困難の中、イタリアではポピュリズム政党が分裂し始めていて、「ポピュリズムの時代の終わり」だと、その日のニュースで言っていたのが印象的でした。
これもコロナ禍の影響ですよね。
コロナ禍の中、ヘンな政府のところほど、よりタイヘンな目に遭っているような印象があります。
市民も痛い目に遭って懲りたのかも。
今週の金曜日に政府の対策会議が開かれますが、今回最も注目なのは、カフェ・レストランと文化セクターの扱いがどうなるか、だと思います。
先日の新聞に、この引きこもりの日々、デプレッションに陥る人の原因のひとつが、生活が正常化することへの不安、と書いてありました。
あ、これってわかる、私もこのグループだ、と思っちゃった…。
補助金で不安なく暮らせてますからねえ…。
(この援助は6月まで延長と決まりました。その後はどうなるかな。)
経済的にタイヘンなのが学生たち。
ベルギーは授業料は無料で、毎年ミネルバルと呼ばれる登録料(たぶん現在は800~900ユーロくらい)を払います。
これも経済状況により、半額になったり、免除されたり。
払い戻し不要の奨学金も出ます。
とはいえ、やはりちょっとしたバイトで生活費を補わないといけない子は、飲食店が閉じているゆえに仕事ナシ状態。
政府は援助を決めていますが、なんだかまだちゃんと機能してないみたい。
私が登録している自由大学の年寄り枠、コンフェランスについては、もう今年度は全てオンラインと決まったそうで、そのお知らせのメールに、困っている学生への援助を呼びかけていました。
40ユーロ以上だと、今年の税金申告の際に控除もされるのよ、と、メールには強調されていました。
不安なく暮らせているお礼として、私も寄付します。
あ、そういえば、前回「難しすぎる」とショックを受けていた講義、発言ナシで受講できることに…(笑)。
そういうことで3回目の講義を聴いたんだけど、「黙ってて」と言われると何か言いたくなるものですね。(笑)
さて、今日は仕事ナシ1周年記念、ということでこの辺で。
いくつか気に入った記事のリンクなどを貼ってオシマイにします。
とても美しいサイト。
窓研究所って初めて知った。
読後に脳内スッキリ感味わった記事。
へえっと思った。
他にもあったかもしれないが、思い出せない。
追記・さっき昼のニュースで、サハラの砂が届くのは今夜だと言ってました。上のフォトが黄色っぽいのは単なる朝焼けね。笑