ここ数日、一番の話題はアストラゼネカのワクチン。
デンマークでアストラゼネカのワクチンを接種した60歳の男性が、肺血栓で亡くなった、というのが始まり。
それでこのワクチンを使うことを一時的にストップする国が出る中、ベルギーはストップしません。
昨日の夕方、健康担当相が夕方のニュースのゲストで、その件について、
「Covid-19のリスクを考えると、圧倒的にワクチン接種のメリットの方が大きい」
と言ってました。
木曜日にこの件に関して、EUの話し合いが行われるのですが、キャスターが
「たった3日なのに、それすら待てないのか?」
と聞いてましたが、「待てない」と。
この担当相の話が、今朝は繰り返し繰り返しラジオのニュースで取り上げられ、いろんな専門家の意見とともに聞こえてきます。
ここんとこまた感染ケースが増えており、ICUの患者数も500人を超えたそうで、新規感染者のほとんどが変異株によるもの。
アストラゼネカのワクチンと血栓の関係も明らかでない中、感情的な反応でワクチンを中断することは、たとえそれがわずか3日とはいえ、そちらの方が深刻な結果を生む、というのがほとんどの専門家の意見です。
ワクチン接種は義務ではありませんが、自分が摂取するワクチンを選ぶことはできません。
この記事 ↓ を読む限り、血栓の確率は、ワクチン接種の場合、ルーヴァン大学の研究で、凝血が認められるのは、ワクチン接種なしで4ケース/12021人、それがワクチン接種した場合、8ケース/11724人。
確かに倍ではある。
下に貼り付けた記事の通り、L'intérêt de la vaccination dépasse largement les risques potentiels 今の状況を考えると、ワクチン接種の利益の方が圧倒的に大きい に尽きる感じ。
ラジオで感想を聞かれたジャーナリストが、市民の感情を考えると言いにくいことをよく言った、と言ってました。
以下、今朝私の目に留まった記事など。
1960年代、エンジニアのジョルジオ・ローザさん、ある建築の仕事を終了した時点で、片づけないといけないアドミ上の書類の山にうんざり、完全なる自由を生きたい、という思いで、公海に島を作って独立国家宣言をした、という話。
短期間でイタリアの政府につぶされちゃうんですが。
これ、すっかり忘れられていた話なんだけど、ダイバーがたまたまその跡を発見したことで映画にもなったんだそう。
これって、けっこうよく知られてる話なんですね。
私は初めて知りました。
きれいなフォト。
1枚目のエイアーズロック、私の初めての海外旅行の目的は、この岩に登ることでありました。
てっぺんまで行ってきました。
あの頃って、けっこう自然が好きだったのね。
こまめに記しておこうと思ったので、今日も更新。