昨日のニュースで、これはちゃんとメモしておこう、と思ったことがあったので今日もメモ。
2月の下旬、ベルギーの人権リーグが、国のコロナ禍政策が、デモクラティックな基盤、法的な基盤を欠いたまま個人の自由を制限するものだ(特に罰金について)、と司法に訴えていたんですが、その言い分が認められて、国は30日以内に政策を撤回するか法的基盤を整えないといけない、それに反したら1日につき5000ユーロの罰金、と命じた、という話。
人権リーグの代表は、きっと議論を呼ぶことになると思うが、まさしくそういう議論を起こすことがこの訴訟の目的だ、と言ってます。
2月の時点で、下院の議長(ちなみに54歳、女性、社会党)が、すでにこの要請に応えるべくパンデミー法の成立のために委員会が設置されており近日中に検証されること、今回の政策は緊急性ゆえに法的基盤が十分でなかったことはやむを得ない部分があったこと、を述べています。
今朝もラジオのニュースで繰り返しこの話題が語られています。
視聴者からの質問に、司法が訴えを認めたことで政策を無視する人が増えるってことはないか、という質問がありました。
実は私も同じことを考えた、だってすでにみんなコロナ政策疲れ、もううんざり状態ですから。
とはいえ、こうやってちゃんと「議論しましょう!」っての、嬉しい。
これ ↓ が昨日のニュース。
これ ↓ が2月のニュース。
今日もいい天気、エイプリルフールなんで、きっとおバカなウソニュースも流れるでしょう。
おバカながらけっこう本当っぽく語られるものだから、負けぬくらいおバカな私は信じちゃうことが多く要注意なのであります。
何せ一人暮らし、訂正してくれる人もいないので。笑
追記・今ラジオのニュースで人権リーグの人が招かれ質疑応答が行われていますが、この訴えを司法が認めたことで、市民の政策への不信感を呼ばないか、と訊ねられ、それはあるかもしれないが、我々は1年前から政府に訴えていた、その時点できちんと動いてくれていたら、もっと信頼を得たはずだ、と答えていました。