昨日最寄りのワクチン接種センターで、1回目を受けてきたのでメモ。
アストラゼネカかと思いきや、ファイザービオンテックのワクチンでありました。
(そういえばアストラゼネカについては、血栓といった副作用云々以前に、契約通り供給しないってのが大きな問題だったんで、たぶん量的に少ないんでしょうね。)
小心者の私、余裕を持って出かけたら、予約時間の30分以上も早く到着。
待合室に座って呼ばれるのを待ちました。
時間通りに6つあるキャビネットのひとつから呼ばれました。
キャビネットでは、看護士さん(と思うが、単なるお手伝いの人かも)とお医者さんのふたりで迎えてくれます。
アレルギーの有無といったちょっとした問診の後、私は左は乳がんの手術をしているので避け、右の上腕にほとんど痛みを感じないチッカン。
頭痛や微熱と言ったこともあるかもしれないけど、その時は鎮痛剤を飲んでね、3日以上それが続くようなら医者にかかってください、とのことでした。
その後、異常な反応がでないかしばらく大きな部屋で待った後、大丈夫というんで帰宅しました。
頭痛も何もありませんでしたが、睡眠不足でもなかったのに数時間後やたら眠たかった。これが副作用だったのか?
2回目の予約は5月18日です。
ここにきてベルギーでのワクチン接種はアクセルが踏み込まれた感じで、今日の朝のニュースによると、ベルギーに住む人の5人にひとりは少なくとも1回の接種を済ませたそうです。
明日の午前中、また政府の対策会議が開かれます。
現在2000あるICUのベッドのうち、Covidの患者さんに使われているのが900ちょっと。
他の患者さんもいるので、Covid用は1000をリミットに想定してあるので、もう限界ギリギリです。
ただ、今が最悪状態で、これからだんだん落ち着いていく感じはある。
レストラン・カフェやお客さんと接触する美容院といった職種は、5月1日に再スタートは難しいのかな?
ま、いずれにしろ、5月中にはオープンできそうな気はしますが。
今朝FBで、House of European history で ↓ こういう展示会をやってることを知りました。
第2次大戦中に、フェルメールの作品だと騙して、自分の作品をゲーリングに売りつけたオランダ人の話が紹介されていました。
昨日もアップした占領下のアート市場についてのドキュメンタリーで、この時期美術品の売り買いがとても盛んだったこと、それで贋作もものすごく多く出回ったことを知ったばかりだったので、おお、このタイミングで!と嬉しくなりましたが、サイトを見ると、この展示会はもうすでに去年の10月には始まっていて、ちょうど自分がそのテーマに敏感になっていただけだったんだ、と思いました。
気をつけていないと、いろんなことに気がつかないまま取りこぼしているんでしょうね。
他の例に人魚の話があり、フォトは日本のものです。
そこの解説に、コロンブスも3回人魚を目撃したと言ってた話が記されてました。
「言われているほど美しいものではなかったが」って。
可笑しい。
アニメのワンピースのココロおばさんを思い出しちゃった。
House of European historyというのは、EU懐疑主義の人々の増加が問題になった頃、加盟国が自国の歴史ばかり教える傾向があり、欧州全体の歴史を知ることがおろそかになっているのでは、というので、それまでもあったEUに関するミュージアムに加え、新たに作られたものです。
とはいえ、ベルギーの外の国に住む人には、近くはないですけどね。
ブリュッセルに暮らしていると、こういうもの全て身近だけど…。
最近は、本を読まなくなっちゃったのをごまかすように、「フランス語の勉強にもなるし」という言い訳を付け加えつつ、ドキュメンタリーをよく観ます。
最近視聴したもののうち、上述のドキュメンタリー以外では、英国のフィリップ殿下が亡くなった日に視聴した彼のドキュメンタリー(全然知らなかったことだらけでした!)と、大戦直前にプラハからユダヤ人の子供たちを救いだしたニコラス・ウィントンさんのドキュメンタリーが、ものすごくおもしろかったです。