よいお天気が続いていましたが、今日は天気予報のとおり久々に灰色の空です。
雨も降るらしい。
さて、今日のメモは「ホームドクター決定」であります。
ブリュッセルに暮らし始めてからも特に体調に不安はないし、年に一度、ガン専門医との面接に備えて各種検査もするので、それが健康診断の役割を担っていることもあって、本来はホームドクターを持たないといけないんですが、ついついダラダラと放ったままにしていました。
「ちゃんとホームドクターを決めてね」とガン専門医にも言われてたし、私自身、「風邪もひかないのよ」と自慢するようなお年頃でもないので、さすがになんとかしよう、と動きました。
コロナ禍で思い知った、備えよ常に、の個人バージョンでもあります。
3女推薦のドクターに電話すると、もうこの6月に完全に引退する、とのこと。
そうか、高齢のお医者さんだと引退も近く、すぐにまた他のドクターを探さないといけないことになる、と気づきました。
先日ワクチンのことで友人と話していたら、彼女のホームドクター、最新の情報テクノロジーを使わないらしく、彼女のデータが彼女がかかっている他のドクターとちゃんとシェアされない、だから他の医者を探そうと思う、とのこと。
ふむ、これも気をつけるべき点のひとつだわ。
そういうわけで、インターネットでドクター探しをしましたが、その基準は「若い・近所」としました。
若い人なら、価値観も新しいに違いないだろうと思いますし。
加えて、普通の人で金の亡者じゃないこと、これは会ってみないとわかりません。
ネットで予約方法その他を見ることで、情報テクノロジーを使いこなしているかもわかります。
驚いたのは、お医者さんにもレストランやホテルみたいに、ネット上では5点満点の採点があること。
ま、こういうのは人間関係、好み・相性があるでしょうから、ふーん、くらいの参考にしかしませんが。
この人がいいかな、と思っても、「新規の患者さんは受け入れません」つまりもう手いっぱい、というドクターもいる。
そんなこんなで行きついたのは、うちから徒歩で10分足らず、まだ予約のスペースがたくさんあったドクターです。
手いっぱいじゃない、というのは、よほど人気がないか、若くてまだ開業して間もないか、そのどちらかだろうと予想し、後者であることを祈りつつ予約を入れてみました。
で、昨日行ってきました。
若くておだやかな、金の亡者じゃない、ちゃんとテクノロジーを使いこなす人でした。
めでたい。
この機会に、ずっと前からやろうと思っていたDossier médical global (グローバルドキュメントというシステムで、きちんとデータを共有することで、同じ検査を何回もやるといったムダを省くのが目的で、このシステムを使うと医療費の個人負担も減る、というもの)の手続きもしました。
手続きといっても、その医者に「やってください」と頼むだけですけどね。
しばらく前からの懸案事項解決で、気分すっきり、です。
さて、いくつかリンクを貼ってオシマイにしよう。