この夏のヴァカンス(追記あり)

一昨日はけっこう暑くて(といっても25℃超えるか超えないか、くらい)その夜は雷雨となり、場所によってはけっこうな被害も出たらしいです。

 

よいお天気が続いて気温が少しずつ上がり、その後雷雨が来てひゅーんと気温が下がる、それを繰り返すところまではこちらの夏の天気の「普通」ですが、その雨が場所によっては激しすぎて被害、というのはここんところの特徴のような気もする。

 

天気予報は、今日も午後雷雨、と言ってます。

 

 

今日の午後、また政府のコロナ禍対策会議が開かれます。

今回の注目のテーマは「レストランの店内での営業、ヴァカンス、フェスティヴァル」です。

www.rtbf.be

 

季節的なこともあるんでしょうが、とにかく数値だけ見るとどんどんよい方向に向かっています。

ICUの患者数が400も切り、今朝のニュースによると364。

Rtは0.84です。

 

コロナ禍について一番ニュースで取り上げられるのが、この夏のヴァカンスについて。

経済的なことも大きいな理由だとは思うけど、こちらの人々にとってヴァカンスってほんとに重要なのね、と感じます。

「自由」の象徴なのかな? ほとんど「聖なるもの」って感じ。

例えばフランスは、6月9日からワクチンを接種している人はPCR検査なしで入国OK、だそう。

www.rtbf.be

しばらく前からEU内での移動なら国境を越えてもよくなりましたが、それでもワクチンを接種し終わっていなければPCR検査の陰性証明は必須、自国を出るとき自国に戻るときの2回で、フランスは観光客に戻ってきてもらうため、観光客にも無料でやってくれるっていうんで、「ベルギーはどうするの?」ってのが話題になりました。

ワクチン接種は無料だけど、PCR検査は有料で、50ユーロ足らずらしいです。

昨日のニュースによると、どうもベルギーでも無料になるっぽいです。

今日の会議ではそういうことも話されるのかな。

 

EUEU外からの不要不急の入国を解禁するそうだし、どこもかしこも夏のヴァカンスのモードに入った、ってことでしょうね。

 

 

 

ナオミ・オオサカ選手がローラン・ギャロスから退いた件、こちらでもけっこう大きな話題で、今朝のラジオのニュースでも、10分くらいを割いて二人のゲストとたっぷり話されました。

 

6月1日の夕方のニュースで彼女の様子を映像で見ましたが、ほんとにしんどそうでした。
BLMの時と違って今回は、スポーツ界を変えよう、といった強い意志による記者会見ボイコットというわけではないというのが見て取れました。
ニュースでは「デプレッション」だと言ってました。
 
これを機会に、記者会見のありかたなど、いろいろ検討されることになるんだろうとは思うし、それも悪くないとは思いますが、(Twitter上でよく見かけるような)彼女を讃えるのも批判するのも、両方ともちょっと筋違いですよね。
 
 
罰金については、彼女の収入を考えると、我々がサンドイッチを1個買うくらいの額(というのは大げさかな、高級レストランで食事するくらいの額か?)だし、象徴的なものにすぎないのではなかろうか。
 
そんなことを考えていたところに今朝のニュースだったので、ちゃんと聴いちゃいました。
 
彼らプロのスポーツ選手は、記者会見に応じることが契約に謳ってあり義務、だから罰金が生じるのは当然だし、それを果たせない精神状態ならば、ケガをした選手が出場を控えるのと同じく、出場を控えるのも当然だろう、と言ってました。
一方的に選手がSNS上で発信する、というのは記者会見に変わるものではないし、スポンサーは選手がメディアに登場することを期待している、という話もされました。
同時に、記者会見が選手に与えるプレッシャーについても議論されていました。
 
「偉いぞ!」と「何やってんだ!」、そのどちらとも異なる、ちゃんとしたお話でしたわ。
あ、罰金については「重い罰金」って言ってたので、象徴的なものってわけではないみたいですね。
 
 
 追記・ ヴァカンスは「移動の自由」の象徴なんだと思いあたった。ミシェル・セールが英国が国民投票でBerxitを決めた時、arteの討論番組で「今でも国境を越えてドイツに入るたびに感動する」って言ってたのを思い出した。
 
追記2・ フランスが観光客にも検査無料って、私の聞き間違い・勘違いかも…。