天気予報で土曜日は雨だと言っていたので、今のうちに、と、金曜日に徒歩で20分くらいの日本食材店へ買い物に出かけました。
晴天の日に樹を見上げるのは、緑がきれいなので大好き。
ハイビスカスをあっちこっちで見かけました。
ハイビスカスって強くて育てやすいという印象。
昔まだ子供たちが小さかった頃、ど田舎の広い(広すぎる)庭のある家に住んでいたことがあって、長女がどこかで拾ったという枝を挿したらいつの間にかそれが成長し花をいっぱいつけたんです。
その枝が生きていたことも知らなかったのに。
それがこの花。色も同じ。
家族みんなで「緑の指だ!」と長女を礼讃しました。
だからハイビスカスを見るたびに、長女の≪緑の指≫(笑)を思い出してしまいます。
よく歩く道なのに、アルメニアの教会があることに初めて気づいてしまった。
というか、小さな教会があるのは知っていたけど、それがアルメニアの教会だということを初めて確認しました。
そして予報通り土曜日は雨でした。
私の住んでいるあたりはたいした雨ではありませんでしたが、ワロニアのナミュール州はまたもや被害に見舞われました。
亡くなった方はいない、そうです。
雷雨は予想されていたんで、前日までに各地区のトップが、前回の水害で詰まっていたところを取り除いて水の道を確保させたり、大雨になりそうなところの住人は前もって避難してもらったりしていましたから。
しかし、雨が降るたびにこうなるなんて…。
こっちの夏、よい天気が続くと少しずつ気温が上がっていき、そして雷雨がきてまたヒューンと気温が10℃か15℃くらい下がって…、というのを繰り返すのが夏。
そのたびにこういう被害となると、たまったもんじゃないですよね...。
被災者に水を届けたり片づけの手伝いをしたりした長女が、昨日うちに来た時に言ってましたが、重油の臭いがすごかったそうです。
今回はその重油が流れ出したので、それが浸み込んで土を汚染、今後長いこと影響があるはずです。
もう息が苦しくなるほどの臭いだった、と。
自分にとっては1日だけのことだから大した問題じゃないけど、あそこにとどまっている人たちの健康被害は深刻だ、と言ってました。
一昨日Twitter上で見かけたもの。
あまり驚きませんでした。とても悲しいことだなあ…、とは思いましたが。
この件、充分想像できたのです。
もう10年くらい経ったかな、仕事で日本のTV番組のブリュッセルでの撮影の手伝いをしたとき、黒人の人が映像に入ると日本におけるベルギーのイメージと異なるから避けるように、と言われものすごく驚いたことがあるんです。
もうそのとき驚いたので、今回は悲しいだけ。
自身の貧困な「イメージ」とやらで世界像を決める人々と、そうやって発信されることを信じる人々。
どちらもお気の毒なことです。
さて、今年も恒例、王宮が市民に公開されます。
毎年この間、テーマを定めて2つ、王家の所有するお宝を使って特設展が行われるんで、それが興味深くて毎年足を運んでいますが、今年は初めて裏庭が公開されるそうだけど特設展はないそうで、私は王宮の中だけならもう何回も見たし、個人的にはそそられないので行かないと思う。
その他、メモいくつか。
ハンガリーがこのままの状態が続くなら、ドイツかオランダかベルギーに移り住むつもりと語る若者たちや、自分たちの収賄罪などから目をそらさせるためにこういう法律を作って騒ぎを起こしているんだ、と語る人など。
ブルゴーニュ公爵の話。
この本を書いた歴史家さんのパッションがビンビン伝わってきておもしろかった。
あと、これ。
今朝は、今のところよいお天気です。