久々のグランプラス

木曜日は7時に家を出て大学に向かうのだけど、早起きすると一日がとても長い。

この日は講義の後、グランプラス近くでちょっとした用事を済ませることに決めていたんで、ついでにグランプラスに寄ってきました。

というのも、朝6時から8時の間に今年のクリスマスのモミの木が到着する、というニュース記事を読んだので。

モミの木は普通だったらアルデンヌの方から持って来るんだけど、今年は近場のオランダ語ブラバントから、だそうです。

 

 

ここんところ毎日どんより曇った日々、でも木曜日だけは良いお天気だった。

よいお天気だと、空が美しい。

 

トラムを待つ電停で。

この群青色がね、ほんとにきれい。

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あとは、用事を済ませてグランプラスあたりを歩きながら撮ったフォトです。

メモとして貼っておく。

 

2018年に復活した映画館パラス、1913年から1970年までパテ社の映画館だったんで、てっぺんにニワトリくんがいます。

ここを運営しているアソシエーションの会長はリュック・ダルデンヌ

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去年の夏、ロックダウンの真っ最中、すっかり枯れはてた様子だったんで、もうオシマイか…と心配していたファルスタッフ、生きてました。

まだ午前中なんでお客さんはいませんが。

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グランプラスに通じる7つの道の一つ、バター通り。

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11時頃、まだお飾りはありませんが、もみの木は立ってました。

幼稚園の子供たちが先生たちに連れられて見学に来ていました。

こういう子どもたち、すでに2~3つの言葉を普通にこなします。

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クレーシュ(イエスさまの降誕場面3D)はまだ建設中。

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控えめな装飾のギャレリー・サンチュベール。

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中央駅近くで大きな菩提樹を見上げると、またまた飛行機雲。

( ↑ のフォトにも飛行機雲が写っていますが、いちいち記すのもアホらしいくらいたくさん)

肉眼だと菩提樹の葉はもっと黄色かったんですけどね。

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26日からスタートするイヴェント「冬の喜び」の準備で、クリスマスマーケットの小屋が並び始めていましたが、Covid第4波の中、中止にはなりませんが、イヴェントを楽しむためにはコロナパス所持+マスクが義務となるようです。

ディスコも閉めなくてよいことが決まったんだけど、感染予防のためのキマリがより強化されました。

 

コロナ関連では、ここ数日ずっとものすごくもめていたのが、医療現場で働く人たちのワクチン接種を義務化し、ワクチン接種ができない健康上の理由なくそれに従わない場合は解雇、とするかどうか。

これ、水曜日に行われた政府の対策会議でいったん決まったんだけど、それを知った組合が怒りまくったんで、社会党が翌日になって「反対」と意見を翻した。

で、もめにもめて、昨日13時間にわたる話し合いで、結局「解雇」ではなく「停職」ということで落ち着いたようです。

 

オーストリアも、ワクチン未接種のひとだけ外出禁止っていうのが、市民全てが必要不可欠な外出以外は不可、となり、来年2月からワクチン接種が義務化されることになったようですね。

EUの中で接種率がとても低い、66%だったか、らしい。

接種義務化については批判も大きく、ベルギーではそれはない、と昨日ニュースで言ってました。

 

Covid-19の騒ぎももうほぼ2年続き、慣れもしたし、ちょっとうんざりもしている…。

政府の援助のおかげでお金の心配もしないで済む、籠って暮らすのも全然イヤじゃない、歳のせいで時間の経つのが速い、しかも若い人と比べて時間の重みもうんと小さい、そういう私ですらうんざり、ですからねえ…。

 

 

せめてよい天気の日がもうちょっとあればいいのだが…。