DIVA は大好きな作品だった

年が明けてボウイの話題だらけだったのが、ここ数日はモリエールだらけ、です。

生誕400年。

 

こうして名を遺す人たちの多くは、その登場まで「あたりまえ」と思われていたことを壊すことに成功した人たちだよなあ、と思ったり...。

 

 

昨日のニュースで、ジャン=ジャック・ベネックスが亡くなったことを知りました。

DIVAは心に残っている映画作品のひとつ。

この監督の作品となると、一番最初に上げられるのが 37°2 le matin 

(今調べたら、日本語のタイトルは ベティ・ブルー だそう。なんでこんなタイトルにするのかな?監督の〈好み〉にあわないんじゃない?)

ですが、私はこれは観ていません。

DIVAを観たのはまだ日本にいた頃、けっこうな衝撃を受けたんで、速攻で原作の小説もゲットし読んだんだった。

(映画の中では、主人公ジュールが巻き込まれる2つの事件のうちのひとつは中国マフィア関りなんだけど、小説ではニッポンのマフィアだったと記憶する)

 

合掌。

 

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コロナ禍の中、一昨年のFBでバトンが渡ってきた〈シネマ10〉のひとつにも上げたのである。

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歴史上の人物としてではなく、リアルで知ったり感じたり好きだった人たちが、一人、また一人、といなくなっちゃいますねえ…。

自分がそういうお年頃なんだと、一人亡くなるたびに確認してしまう。

 

 

 

引きつづき冷たい日が続いていますが、先日ナミュールで路上生活者の方が凍死。

けっこう大きな話題になりました。

路上生活者の人が、こういう冷たい時などに泊る施設はあるんです。

ただ本人たちが拒む。

そして今回も、凍死のリスクがあるときに施設に泊まることを強要できるか、という〈自由意志の尊重について〉が話題のテーマでありました。

今回亡くなった方も拒んで亡くなった。

ヴァンサンという名前で、過去にインタビューも受けていて、そこではっきり「施設には泊まらない、路上で静かに死にたい」と意思表示されてます。

2回泊った経験があり、2回とも所持品を盗まれた経験をして「うんざり」だったそう。

支援する側も、「強要はできない。できることは暖かい食べ物や毛布などを支給することだけです」と。

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コロナ禍ですが、オミクロン株の感染力はすごいですねえ。

ブリュッセルでは二人に一人は感染しているらしいです。

でも病院のICUの患者数はずっと減少していています。

ワクチン接種とウィルスの弱毒化の効果、ですかね。

この調子でコロナ禍が治まってくれるといいですけど...。

 

 

 

前回貼ろうと思っていて忘れたストロマエのヴィデオ。

フランスのTF1のニュースに登場、キャスターの「あなたの抱える孤独からミュージックが解放してくれますか?」という質問に、彼がL'enfer という歌で答えたのが「ライヴでパフォーマンス! 前代未聞」と大きな話題になってたので。

この曲、人前で歌うのはこれが最初だったのだそうです。

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