ここのところものすごく良い天気が続き、昨日など最高気温が25℃でした。
まるで夏の真っ最中。
こんなに良いお天気が続くことなど、以前はなかったよねえ、と思う。
すでに農業に打撃を与えるほどの水不足が心配されています。
今朝は曇り空で、今にも小さな雨が落ちてきそうですが、それでも気温は17℃もある。
数日前からちょっと気分がすっきりしている私です。
というのも、窓を洗ったので。
良いお天気だと特に窓の汚れがはっきり目に見えるし、洗わないと…とずっと思っていて、でもこれってけっこう難しく、私は上手ではないのです。
どんなに頑張っても完璧にきれいにはならない。
しかもうちの大きな窓、チビな私は梯子に上ったり、窓のふちに立ったりせねばならず、もしちょっとバランスを崩して落っこちたら、といろいろ想像してしまって怖い。日本でいうところの4階ですからね、絶対死にます。
もしちょうどそこを誰かが歩いていたら、その人も巻き添えです。
プロの人が使っている長い柄のついた窓洗いグッズをずいぶん探したんですが、今だに見つけられず…。
そういうわけでずっと気になっていたのだけど、あまりの汚さに、「何もしないよりマシ」という要求水準低下状態に突入したことでクリアできた。笑
要求水準を低くする作戦、家事に関してはこれ正解だなあ、と思います。
それにしても、家事があまり好きじゃない私、よくこれで主婦をやってましたわ。
子どもたちが全員うちを離れた時点で一人暮らし生活に入ったのは、ほんとにいいアイディアだった。
死ぬまで「今日は何のゴハンにしようか」みたいなことに悩まされる日々なんて冗談じゃない、と今の生活の快適さを再確認するワガママおばさんであります。
こんなワガママな私でありますが、子どもたちは母の日である日曜日に集まってくれました。
「おいしいピザ」が食べたかったので、ピザがとてもおいしいレストランへ。
いったんローマに戻った後、今度は完全にブリュッセルに引っ越してきたジョヴァンニくんの通訳・解説がありましたから、お店の人との会話は全てイタリア語でなされ、まるでイタリア旅行しているみたいでした。
とても楽しかったし、とてもおいしかったです。
ありがたいことです。
お店を出たときに撮ったフォト。
2020年、運よくコロナ禍の規制が始まる少し前だったので 運よくミュージアムのストにぶつからなかったので鑑賞できたレオナルド展で、もっとも心をうたれたのはチェーザレ・ボルジアを描いた小さなスケッチでした。
そういうわけで、ジョヴァンニくんを摑まえて、チェーザレだ、マキャヴェッリだ、レオナルドだ、と話すことができて嬉しかった。
本当の発音の「チェーザレ・ボルジア」は耳に快適だったし。
ローマにいる歴史オタクなアルジェンチン人の友だちがもうすぐブリュッセルに遊びに来るそうで、来たら紹介するからね、とのことでありました。
(ジョヴァンニくんはつきあわされてウンザリだったのか…笑)
昨日月曜日は、最近3女クンと仲良しのチボーくんがやってきました。
なんでも今日5月10日から、1年間アルコールを絶つと決めたそうで、その前日の夜は私と一緒にビールを飲むことで〆たかった、とのこと。
それにしてもなぜ私????であります。
おもしろい子です。
チボーくんのファミリーは、300年以上前から印刷業を営んでいます。
17世紀にスタートしたこの事業ですが、彼のご両親は継ぐことなど強制しておらず、好きなことをしていいよ、と言ってるとか。
ものすごく裕福そうだし、心に余裕がいっぱいなのかもしれません。
私以外の人にはどうでもいいメモ、おしまい。
追記・さっきレオナルド展について自分が書いたメモを読み、無事にエクスポジションを観ることができたのは、ストにぶつからなかったからだと気づいたので訂正。
コロナ禍の規制の直前に鑑賞できたのは、ゲントのミュージアムでのファン・エイク展でした。