昨日月曜日から、気温は30℃を超えてはいないものの、まだ雨が降らないのでちっとも爽やかにならない。
日曜日の夜から降るかも、って予報では言ってたのに降らず、昨日も降ると言ってたのに降らず…。
今日も午後は雨になるという予報だけど、どうなるかな。
少なくとも今、午前10時30分、空には雲もない晴天。
今のところベルギーでは、それほど深刻な水不足というわけではありませんけどね。
十数年前に科学者が「このままいくと・・・」と予測した2050年のフランスの天気予報の猛暑が、まだ2022年なのに現実になってしまった、と、先日ニュースで言ってました。
いろんな種類のトマトやメロンなど、以前は南仏あたりから持ってきていた野菜や果物が、今はベルギーで生産できるようになっちゃいましたしねえ。
12日から15日までグランプラスに敷かれていたフラワーカーペットを、日曜日に見てきました。
ベゴニアの供給が水不足ゆえに十分ではなかったので、鉢植えのダリア(!)で補われていました。
午前10時頃。
午後市庁舎のバルコニーから。
この日は先日ちょっと記した「カルロス5世・デユーラー・アステカのお宝展」も見てきたんですが、展覧会自体は期待外れでありました。
王宮の横にあるミュージアムで、階上はベルヴューというベルギーの国の歴史のミュージアム、地下がカウデンベルグというミュージアムで、1700年代に埋め立てられたところが発掘され昔の様子が見られる、というミュージアム。
このあたりは少し高いところにあって、大昔から統治者の宮殿がありました。
1731年頃に大きな火事が起こり、ダメージがひどかったので地面を均して今のようになった、だから掘ると昔のものがいろいろ出てくるわけです。
今地上にある建物は、全てマリア・テレジアが作らせたものです。
私がベルギーに暮らし始めた頃は、発掘作業の真っ最中でした。
この地下を訪ねるのは、いろいろと想像力が駆り立てられるので大好きなんですが、今やってる展覧会は、私にはあまりおもしろくなかったです。
カルロス5世の時代のエルナンコルテスに関する記録や、デュ―ラーがネーデルランド日記に記したことに沿って、各スペースにちょっとしたモノが置いてあるだけ、という感じ。
たとえば、ナソー公の足元に落っこちてきた隕石の話とか。↓
オウムをプレゼントされた話とか。↓
誰からプレゼントされたか、どこから持ってきた鳥だったとか、ちゃんと記してありましたが忘れてしまった…。
デュ―ラーのネーデルランド日記は持っているので、あとでその記述を探してみようかな…。
というわけで、オウムをもらったこととパースペクティヴの技術の話を組み合わせた展示。
よく見えませんが、額の奥にあるのがオウムのはく製。
FB上で見かけたフォトなど。
ル・コルビュジェ、とてもオシャレ。
Le Corbusier photographié par Irving Penn, New York, 1947
同じフォトグラファーによるカポーティ。
Truman Capote photographié par Irving Penn, New York, 5 mars 1948
最後にグレン・グールドの演奏を少し。