メモ(昨日の続き)

昨日はもっと忘れないようにメモしておきたいことがあったのに、途中で疲れてしまった。

それらをまだなんとか覚えているんで、今のうちに忘れないようにメモしておかねば…。

私はかなり飽きっぽいので、これ以上時間をおくとまた他のことに目が向いてしまい、おおおっと心が動いたことすら遠く去ってしまうので。

 

 

 

一昨日のニュース

www.rtbf.be

ジュヌヴィエーヴ・レミットという女性、2007年2月、自身の子5人を殺した罪で、2008年に終身刑の判決を受けた女性です。

彼女は精神的に問題があり、子どもたちには未来はないと悲観し殺したうえで自殺を試みたんだけど、本人だけ生き残ってしまった。

この事件は覚えています。

もう16年も経ったんだと、まずそのことに驚いてしまいました。

 

で、事件当初から、弁護士は彼女が精神的問題を抱えていることを主張、まず精神科医による対処を求めていたんだけど裁判で却下され、服役。

2019年、条件付き釈放となり、ようやく精神科に入院した。

彼女自身にとって生きることは苦しみでしかなく、もうずっと死を望んでいて、ついに先月28日その願いが叶いユータナジー…、というニュースです。

2月28日というのは、16年前に彼女が子供たちを殺した日でもある。

 

事件に至るまで、そして事件後も、とにかく死を望んでいたわけです。

 

精神的苦痛ゆえにユータナジーを選ぶケースが認められるのは、全ケースの1%ほどで、非常に珍しいケースらしい。

 

火曜日の王立アカデミーでの講演の際に見かけた、ベルギーのADMDの会長さんが ↑ のニュースでインタビューに答えておられました。

 

このタイミングでこのニュース!と思っていたら、こんなニュースも同じ日に見かけてしまった。

ベルギーにおける患者の権利がさらに強化された、というニュースです。

www.rtbf.be

すでに20年前から存在している権利なんだけど、テクノロジーの進歩や個人の価値観の変化その他、その間の変化に適応したものにならないといけない、ということで、政府の「私の健康」ページにIDカードでアクセスして、自分の望むプランについて記すこともできるようになる。

この件について意見がある人は、健康相宛のメッセージを4月18日までに送ってください、とのこと。

2024年の選挙前に、寄せられた意見を踏まえ、議会で取り上げます、とのこと。

 

20年前から謳われている権利

  • Le droit à des prestations de qualité ;
  • Le droit au libre choix du dispensateur de soins ;
  • Le droit à toutes les informations sur son état de santé ;
  • Le droit au consentement libre et éclairé ;
  • Le droit à un dossier de patient tenu soigneusement et conservé en toute sécurité ;
  • Le droit à la protection de sa vie privée et de son intimité ;
  • Le droit d’introduire une plainte si les droits du patient n’ont pas été suffisamment respectés.

訳すのがめんどうだったんで、オンライン翻訳した。

あまりにへんなところだけは修正。

 

・質の高いサービスを受ける権利。

・ケア提供者を自由に選択する権利。

・自身の健康状態に関するすべての情報に対する権利

・インフォームド コンセントの権利

・記録を慎重に維持・保管してもらう権利。

・個人の私生活の保護の権利。

・患者の権利が十分に尊重されない場合、苦情を申し立てる権利。

 

そしてさらに、これでもか、って感じで、ラジオ・フランスの番組で、アンドレコント=スポンヴィルまで登場。

タイミングが凄すぎて、もうどうなってるの、と思ってしまった。

クロード・グランジュという人は、緩和医療専門の医師。

www.radiofrance.fr

実はもう何年も前から、死ぬことを考えない日はないのである。

これを言うと、まるで死が悪いことのように励まされることがほとんど、私としてはけっしてネガティヴな思考ではないのになかなかそれが伝わらないんですよね…。

ちゃんと考えてた方が、今をより楽しく生きられると思うんだけど…。

 

そういえば、こういうヴィデオも見かけた。

www.facebook.com

 

 

 

昨日メモしておこうと思ったことには、税金のこともある。

大きな税制の改定が行われるようなので。

例えば、体にいいもの(野菜と果物)、環境にいいもの(国鉄の運賃)のVATがゼロになる。

それと、これまでの食品にかかっていたVATは6%、それがものによっては9%になり、レストランなどで座って食べると12%、お持ち帰りは6%、というのが一律9%に…。

他にも所得の大きいケース、大きな利益を得ている企業への増税、などなど。

www.rtbf.be

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ヴィヴィアン・ウエストウッドのお葬式

参列者の服装が興味深い

www.vogue.co.jp

 

 

Twitterで見かけたヴィデオ

すごーい!と思った。

数年前に、アルデンヌの森で鹿が落としていった角を探して拾う人たちをニュースで紹介していて、恥ずかしながらこういう風に生え変わるのを初めて知ったのである。

そのときも驚いたけど、この ↓ 動画を見てさらに驚いてしまった。

 

 

 

真ん中の女の子がシルヴィー・ヴァルタン、言われないとわからないですよね。

La petite communiante au milieu c'est SYLVIE VARTAN en 1956!

 

 

昨日はフランダースの農業従事者が、窒素に関するフランダースの規則がさらに厳しくなり、負担がますます大きくなることに抗議して、トラクターでブリュッセルにやってきた。

ラクター数2700。

前日から、車で首都に来ないで、身動きできなくなりますよ、とニュースで知らせていました。

www.rtbf.be

 

 

昨日の夕方、司法がOKと認めました ↓ 。

もう1年、イランで拘束されているオリヴィエさん、こちらで服役しているイラン人と交換されることになった。

そのイラン人(テロリスト)を釈放させるための人質に取られていた、という感じですよね。

家族や友人たちはホッとしたと思いますが、健康状態を考え一刻も早く帰国できるようにしてあげたいことでしょう。

イランの現体制に反対するイラン人たちには、このテロリストを釈放することに抗議する人たちもいるようですが…。

でもこれ以上時が経つと、オリヴィエさん、死んじゃうと思うんですよね。

www.rtbf.be

 

 

記し残したことを一応メモできて、ホッとしました。