昨日の昼のニュースで「今日22時24分、エキノクスです」と言ってました。
というわけで、いよいよ昼の方が夜より長くなってきた。
今日も天気は今ひとつだけど、王立美術館の世紀末セクションを観に行こうかな、と思っているところ。
長くなった「日」をムダにしたらもったいない気がするので。
あと何回「春のおとずれ」の喜びを味わえるかわかりませんしね。
さて、今日の記事のタイトル 接吻 であるが…。
前回ブログを記した後、Twitterで思わず笑っちゃっうつぶやきを見かけました。
これ ↓ 。
これをメモするために今日もブログ更新しちゃおう、と思ったのである。
Madame a raison …
— Pierre Lescure (@pierrelescure) March 18, 2023
Appelons un chat un chat …👌🌺 pic.twitter.com/gbwHRC8bhW
baiser というのはキス、あるいはキスすること。
↑ に貼り付けたクリムトの接吻も、仏語では Le baiser と言います。
美しい表現ではありませんが、se faire baiser というと肉体関係を持つこと、さらには「騙される」みたいな意味にもなる。
今フランスでは仕事を引退できる年齢が引き上げられることに抗議して、ずっとデモやストが続いていることはニッポンでも報道されていると思いますが、このフォトもその中の一風景。
「政府に baiser されたいなら、ブラッド・ピットを選んだわよ」と書いたボードを持ったマダムがいて、マダムのいうとおり、とつぶやいてる。
私は笑っちゃいましたが、このつぶやきへのコメントには、セクシストだ、ブラッドピットは立候補できないだろ、という真面目過ぎる批判もありました。笑
Appelons un chat un chat というのはどういう意味か知らなかったんで調べた。
そしたら そのものの名で呼ぶ つまり 直接はっきり話す という意味だそう。
英語で言うところの call a spade a spade にあたる、と。
ついでにニッポン語のWikiで、「接吻」の説明を読んでみた。
やっぱりおもしろい。
Doeff-Halma Dictionary とか、おもしろすぎる。
https://www.kufs.ac.jp/toshokan/napoleon2019/25-eng.html
私の行きつけのスーパーも、ずっとストが続いてます。
(1860年代に創設された、とても長い歴史を持つスーパーです)
生鮮食料品など、無駄にならないようにソーシャルレストラン等に寄付されています。
もともと廃棄されないように寄付はされていたんですが、今回は量が半端じゃないらしい。
今朝のニュースでは、グランプラスの近くにあるこの系列のスーパーでは、ブラックで、つまり申告しないまま数人を雇っていたことが判明、店が法的に封鎖された、というニュースも見かけました。
ここはけっこう大きな店舗、フランチャイズだそうです。
シリコン・ヴァレーの銀行に次いで、スイスでも銀行の騒ぎが起こり、ま、ほんとにナンダカンダとタイヘンな時代でございますねえ…。
スイスはでっかいライバル銀行が買収する形で救うようですが、そうなると めちゃデカすぎる銀行が誕生する という別の問題が誕生するようなことを言ってた気がするなあ。
2008年のようなことにはならない、とは言ってました。
なろうがなるまいが、こういう事態で我々に何かできるんでしょうかね???
先日一緒にランチをした友人が、そのときすごく感動したという映画作品の話をしました。
イタリア映画の Acqua e Anice
毎年この時期モンスで開催される「愛の映画フェスティヴァル」での一本。
劇場で公開されるのはもっと後になるのかな?
とにかく彼女がむちゃくちゃ薦めるんで、公開されるなら観に行こうかな、と思っているところ。
(なんかもう公開された後のような気もする。かなり前にニュースで取り上げられたのを見たような…)
彼女は、ネタバレになるんで詳細は語らないが J'ai pleuré comme une Madelaine と言ってました。
マドレーヌみたいに泣く=涙をいっぱい流して泣く という意味。
マグダラのマリアからきた表現だろうと想像しますが、↑ に貼り付けたtweetもそう、こういったカンタンな言葉のいろんな表現、それ自体興味深いことです。
少し前に、FBのグループ【エゴン・シーレ】に入れてもらいました。