コロナ禍のせいで(おかげで)動き回る習慣を失ってしまっていたので、3年ぶりの忙しさにちょっと疲れてしまいました。
でもそういう忙しさも一段落、事務処理等たくさんやるべきことはありますが、いずれにしろ今日・明日はウィークエンドで何も動かないので、開き直ってゆったり、ブログ更新しておきます。
先週中ごろから天気もよくなり、今週はずいぶん暖かくなりました。
忙しい合間にも友人とランチ。笑
メインはタラ。
焼き具合が絶妙で、ものすごくおいしかった。
ブルージュで。
やはりブルージュ。
アントワープの大聖堂。
アントワープでは仕事終了後少しまだ時間があったので、モードミュージアムMoMuへ。
「マン・レイとモード展」を観てきました。
彼がヴォーグといった雑誌のために撮ったフォトを始め、彼のフォトがその後のモードに与えた影響を知るための展覧会、と、私は解釈。
閉館時間が迫っていたので、ゆっくりは見られませんでした。
彼のアトリエでのインタビュー動画がゆっくり見られなくて残念でした。
とはいえ、後でゆっくり観に来ようと思っても、ダラダラしているうちに展覧会が終わっちゃうとイヤなんで、とにかくちょっとでも覗いておこうと思ったのでした。
こういうときミュージアムパスがホントにありがたい。
このミュージアムの建物は、世界的に有名なアントワープ美術アカデミーの服飾デザイン科と同じ建物の中にあります。
3階がアカデミー。
アトリエの動画に、Noyée de la seine が写ってた。
このセーヌ川で溺死していたという少女のデスマスク、アーティストや作家への影響はものすごいです。
この少女については、Wikiったら日本語の記事もあった。
ペギィ・グッゲンハイム いいわね、とても美しく撮ってもらっちゃって…。
モンパルナスのキキ
Trop de contenu anxiogène, vous avez besoin de voir ce petit bonhomme, les mains en l'air, dessiné dans la marge d'un manuscrit au 12e siècle pic.twitter.com/7KAAAXm32c
— David Rochefort (@RochefortDavid1) April 29, 2023
この5月末から、ベルリン行きの夜行列車が運行される。
夜出て、向こうに朝到着。
数年前から運行されているウィーン行きに続いて、です。
今後数年のうちに、他の欧州の都市行き列車がどんどん増えると、先日どこかの記事で読みました。
やはり、いいわあ、エゴン・シーレ
Egon Schiele . Young man in a violet robe with his hands crossed, 1914
カフカとお気に入りの人形を失くした少女のエピソード。
訳す気力がないのでまんま貼り付けておく。
(追記・メキシコ在の浦島の亀さんが翻訳してくれたので下の方にコピペします。亀さん、ありがとう!)
このフォトの少女がその子なのか、ホントの話かどうかは、私にはわかりませんが。
明日また探しに来るからここで会おうね、とカフカは約束した。
翌日、人形が見つからないうちにカフカは少女に、人形が書いたという手紙を渡した。そこには「どうか泣かないで。世界を巡る旅に出ました。私の冒険をお手紙にして送ります」とあった。
こうして、カフカの死まで続く物語は始まった。
少女と会うたびに、カフカは人形からの手紙を読み聞かせた。詳しく書かれた人形の冒険や人々との会話を、少女はとてもすてきだと感じた。
最後に、カフカは少女に、人形がベルリンに戻ったと言って(新しいのを買って)渡した。
「でも私のお人形とぜんぜん違うわ」と小さな女の子は言った。カフカは、もう一通の人形からの手紙を渡した。そこには「旅で私は変わってしまったの」と書いてあった。少女は新しい人形を抱きしめて、幸せいっぱいで家に帰っていった。
一年後、カフカは亡くなった。
それから何年も経って、少女はもう大人になっていたが、人形の中に手紙が入っているのを見つけた。その小さな紙切れにはカフカの署名とともに、「あなたが愛するものはおそらくすべて失われていくが、愛は形を変えて戻ってくるのです」とあった。
うちの近所でこの展覧会 ↓ のポスターを見かけ、おお、観に行きたい、と思ったのだけど、よくみたらフランス。
リールまで行って地下鉄に乗って…と、時間でいえばうちから1時間半くらいで行けるんだけど、めんどくさい、などと思ってしまう。
なにがなんでも行きたいなら、めんどくささなんて感じないんだろうし…。
Jean-Pierre Léaud, Jacqueline Bisset and François Truffaut on the set of "La nuit américaine/Effetto notte/Day for Night", 1973.
チケットは速攻で完売だったんで、ま、仕方ない、と諦めてましたが、アムス在の知り合いが裏技で入れてくれるというので、2週間後に観に行ってきますわ。
超ラッキーであります。
今日のメモはこれくらいにしておく。