最高に気持ちのいいよいお天気が、もう10日間以上続いています。
毎週末にはいろんな街のイヴェント、行き交う人々も上機嫌、1年中で一番いい季節です。
金曜日、月に一度の友人とのランチ。
いつものレストランのそばにある公園の、大きなマロニエの木です。
この日のランチ、スターターは迷わずサーモンのタルタールを選びました。
メイン選びは半焼きマグロと牛肉の間ですごい葛藤(笑)、スターターに魚を選んだので結局肉に決めたのである。
美味しかった。満足。
土曜日。
大学時代の友人から、「次女が、ひとりでロンドンに旅行に行く、帰路はブリュッセル発の飛行機を使うんで前日から1泊するんだけど、相手をしてもらっていいかな?」という連絡をしばらく前にもらいました。
特に予定も入ってなかったので、「案内できるし、その日はうちに泊まってもいいよ」ということに。
というわけでこの日の朝、ロンドンからユーロスターでブリュッセル南駅に到着する彼女をお迎えに行きました。
大学時代には、40年以上後に彼の子供をブリュッセルで迎える、なんてことは想像だにしていなかったわけで、そういうことを思ってなんだか楽しかったです。
半日でできることなんて限られてますから、あれもこれもと欲張らず…という感じで案内しました。
うちに荷物を下した後、うちの近所の「ブリュッセルで一番おいしい海老コロッケ屋さん」でランチ。
今回はフォトを撮るのを忘れなかった。
横に映る丸いのは、これもベルギー料理、チーズ・コロッケ、そしてこの店のオリジナルのジャガイモのワッフルです。
カリッとしててすごくおいしい。
アート好きだというんで、選んだミュージアムは王立美術館。
美術の授業でマグリットの作品の模写をしたことがあるそうで、マグリットのセクションの鑑賞を希望、おそらく好みであろうと思った世紀末セクションもゆっくり鑑賞、古典は興味なさそうだったので、このセクションはちょっとだけ鑑賞。
旧市街を観光しながら軽く夕食を済ませ、22時30分頃までビールを飲みながら暗くなるのを待って、グランプラスの美しい夜景を味わってもらった後帰宅。
金・土・日の3日間は毎年恒例のブリュッセル・ジャズ・フェス、グランプラスを始めあちこちで、無料のコンサートもありましたからものすごい人出でした。
昨日、日曜日。
私は午後仕事、それを済ませ帰宅の際に撮った芸術の丘のようす。
天気のいい週末は、あっちもこっちもお祭り騒ぎです。
ここ数日の最も大きな出来事はこれ ↓ でした。
イランで身に覚えのないスパイ容疑で捕らえられ、455日間劣悪な環境で拘留されていたオリヴィエさんがようやく解放されたのです。
この日の朝、政府に解放されることが知らせられ、まずオリヴィエさんはオマーンへ移動、ベルギー時間正午にオマーンを発ち(ここでイラン側が釈放の条件としていた、アントワープで服役中だったイラン人テロリストとの交換が行われた)、ベルギーに到着したのが22時30分。
首相のディスクール、外務大臣へのインタビュー、そして解放のために動いていた周辺の人たちへの簡単なインタビューは報道されましたが、長い苦しみを強いられていた本人とその家族に報道陣や政治家たちが群がるようなことは一切ありませんでした。
ブリュッセルのテロ事件のときもそうでしたが、誰もが重要視し注目するこういった事件の際、けっしてヒステリックに騒がないベルギー社会が私は好きです。
ただ、今回の件を前例に、自分たちの思い通りに物事を持っていくために、「失うものは何もない」みたいな強気で、人道支援に携わる人々がそこの国で人質に取られるようなことが今後も起こるとしたらたいへんなことです。
そのあたりの対策についても考えていかないといけません。
とりあえず、オリヴィエさんとそのご家族には心から、よかったですね、と言いたい。
これ ↓ もかなり大きなニュース。
首相が、EUが要求する環境問題への対策全てを今すぐ実行することはできない、と発言したことが物議を醸している。
特にエコロ党がガンガン批判してます。
でも、選挙の票が必要な政治家が、農業従事者その他の望みを無視することは難しかろうと考えます。
特にコロナ禍に続いてウクライナ戦争、経済的にもタイヘン難しい時です。
首相の属する党は経済リベラルですし。
環境問題、気候問題、全てモタモタしていてはいけない、というのは私も賛成。
とはいえ、自分の生活のレベルは絶対キープしながら解決、ってのはムリでしょう。
まず、「自分たちは長いことこうやってきたんだ、今すぐ変えろと言われてもムリ」と思っている、たとえば年長の農業従事者たちを説得するための方法を、エコロ党には提示してほしい気がする。
うわあああ、すごい! と驚いたニュース。
La pensée 「思うこと」と筋肉の動きのコントロールといった神経系の働きを直接結びつけるテクノロジーです。
まだまだ実験段階とはいえ、この ↓ 男性、自転車の事故で下半身がマヒし、歩くことは無理と言われていたのに、この研究の被検者となり、今ではゆっくりとはいえ階段を上ることも可能になった。
興味深いと感じたヴィデオや、美しいと思ったフォトなど。
映画やその原作 The Danish Girl のモデル、LiliとGerda
コクトーやトリュフォーその他の映画作品の編集をやったという女性。
全然知らなかった。
最初女優を目指していたこのかた、フィルムの編集を体験しそこで味わう「自由」に目覚めた。
ミクロコスモスもこの方の編集だったのね。
私の大好きなDivaもこの方。
ロダンが撮ったカミーユ・クローデル!
Portrait rare : Camille Claudel par Auguste Rodin, 1880
美しい。
Sweet photo of a young Apache girl photographed by D.B. Chase in 1899. Such a beautiful portrait!
めちゃカッコいい。
パパは68年の世代。
Hippie Dad walking with his daughter in Amsterdam, 1968. Photo by Tony Riera.
今日はこれでオシマイ。