太陽がいっぱい だった

前回のブログ更新から2週間経ってしまった。

7月末は仕事で、8月に入ってすぐにイタリアに行ってたので、ブログを更新する機会がありませんでした。

 

イタリアにはほんの数日だけ、3日に出て昨日7日にはブリュッセルに戻ったので、正味3日間という短い滞在だったけど、ここにメモ。。

ものすごく暑いだろうと覚悟してましたが、到着した日の午前に雷雨が通り過ぎたということで、なんと、暑いどころか涼しい風が吹いていました。

ラッキーでありました。

(でもこの日曜日には40℃近くになるらしい。)

 

というわけで、日中はもちろん暑いけど、それでも日陰に入れば風が心地よく、暑さも湿気がないので辛いものではなく、短い期間だったけどうちに籠っている必要もなくて、いろんなところに連れていってもらいました。

 

長女たちが赤ん坊連れなので、同行すれば少しは手伝いになるし、くらいの気持ちで出かけただけなのに、ちょっとした旅行気分を味わってしまった。

ありがたや。

 

それに毎日、イタリアのジイジ(うちの娘たちが私の父をジイジと呼んでたと聞いて、チビ太にそう呼ばせると決めたそうな。「ジイジ」と呼ぶと振り返るほどすでになじんでる。笑)が、とても良い食材を使ってたっぷり時間をかけて作ってくれる、めちゃくちゃ健康的な食事をいただきました。

 

その間、私らバーチャンたち(イタリアのバーチャンはチビ太には「ラウラ」と名前で呼ばせると決めていて、名前で呼ばせるっての、いいな、と思うが、私の名前にはHとRが入ってるからなあ…。)、川で泳いだり、散歩したり、近辺の街を訪ねたり、でありました。

 

 

最初の朝

朝はひんやり涼しい。

イチジクの木の下にベンチが置いてあるんで、そこに座って景色を眺めた。

リッチな庭で、オリーヴもいっぱいだけど、他に、カキ・枇杷・リンゴ・プルーン・ブドウなどなど。

 

 

1日目はオルヴィエートの街へ。

 

ドゥオモのファサード

内部

でっかい扉

 

時計台

モーリスが15分毎に鐘をつく

 

広場

 

路地

この日一緒に出かけたメンバー、左がラウラさん、真ん中がシャンタルさん(以前ここに記したラウラさんのお姉さん、この方のパパは大戦中戦死したフランス人←かなり有名で、Wikiにちゃんと記事が載ってる)、右がボストンから遊びに来ていた親戚のジェンヌさん(ラウラさんたちの母方のおばあさんとジェンヌさんのおばあさんが姉妹)。

 

夜には、「こんなにたくさんの星を眺めるのって、いったい何10年ぶり???」って思うくらいの星でした。

これ ↓ は21時頃の空

 

その日の朝にできたばかりというでっかいモッツアレラがランチに出てきたんだけど、2つあったうち小さいほうでこの大きさ。

夕食にはジイジお手製のタリアテッレ。最高においしかった。

お隣(といっても徒歩で15分くらいの距離)に住むアルゼンチン人一家もご招待。

 

2日目はバニョレジオとそこと橋でつながるチヴィータに連れて行ってもらった。

 

Bagnoregioの街

何故かカフェのトイレの壁にルパン3世

 

Civita di Bagnoregio

 

3日目は車で1時間ほどのところにある火山でできたボルセナ湖へ長女たちと。

海みたいに大きかった。

 

Barもあるし木陰がいっぱいで、誰でも水浴を楽しめるようになってる。

 

Barでは、私はこの湖の魚で作ったフィッシュ・バーガーを頼んだのであるが、ま、たいしておいしくはなかった…。

しかし、ワインはものすごく香り高くておいしかった。

おかわりしてしまった。

 

コルクの木があった。

 

背後にBarがあり、聞こえてくるのはイタリア語のみ、カンカンによいお天気で、真っ青な湖。

風景としては、まさしく「太陽がいっぱい」のラストシーンでありました。

「シニョーレ!テレッフォノ!」(たしかBarのおばさんがそう叫びますよね)ってのを思い出し、ちょっと胸に迫る…。

 

 

ほんとに 太陽がいっぱい な数日間でありました。

 

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