旅の後半 九州

前回の続き。

笠岡から福岡へ向かう。

 

博多駅で姉と待ち合わせ、姉のうちへ。

 

円安の影響か、ベルギーの知り合いでニッポンを旅する人も多く、今回はうちのアパートの大家の孫や、うちの子供たちの仲良しもちょうど同じ時期に福岡にいました。

 

前者からはとんこつラーメンのおいしい場所を訊ねられ、後者とは天神で一緒に飲み食いしました。

いつもはブリュッセルで会う子たちと天神で会うってのが、ものすごく不思議で新鮮だった。

 

親不孝通り近くのホテルに泊まった彼らと待ち合わせたのだけど、その時撮ったフォト。

 

 

福岡の姉のうちを拠点にしつつ、長崎へ。

長崎新幹線を初めて体験。

これ、博多から武雄までは「リレー」と」呼ばれ、新幹線じゃない。

武雄で乗り換えることになるんです。

全体としては以前より確かに少し速いけど、乗り換えを思うと、以前のフツーの特急カモメの方がずっと便利だった気がする。

フツーの特急は廃止されたので、値段もずっと安い特急バスを選ぶ人が多いっての、わかるわ。

 

長崎へ行く大きな目的の一つが、被爆者追悼祈念館に母を訪ねること。

その前に駅で叔父に会いました。

母には年の離れた弟がふたりいて、そのひとり。

おじちゃん ではなく にいちゃん と呼んできた叔父です。

その叔父ももう80歳、私だって四捨五入したらもう70ですからね、当然と言えば当然なんだけど、やっぱり驚く...。

久々に会った叔父は、私が大学生だったときに亡くなったおじいちゃんにソックリになってました。

 

被爆者追悼祈念館では、1万人を超える亡くなった被爆者の顔写真が、あいうえお順に表示されます。

私たちが入ったときや行だったので、母に会えるまでしばらく待ちました。

 

長崎では、港が見下ろせる駅近くのいとこのアパートに泊まりました。

景色最高。

稲佐山

 

遠くに女神橋が見える。

 

夕焼け時。

 

そして、夜景。

 

翌日は外海の方へ。

隠れキリシタンの場所など回る。

大野教会の壁

近くで取れる玄武岩だそうだ。

マリア様

 

新地でチャンポン!

私は皿うどんももちろん好きだけど、チャンポン派なのである。

 

出島がずいぶん変わっていて、驚いた。

出島近くの薬局、釣鐘堂

プロペラは、大戦時に陸軍に大きな寄付をした縁でもらった隼のプロペラ。

(ちなみに、うちの父親は隼を操縦していた)

 

旧唐人屋敷あたり

全部徒歩圏なのが嬉しい。

 

翌日昼過ぎの新幹線で福岡に戻ったのだけど、出発前にまたいとこがいろいろ連れて行ってくれた。

 

地元の人が そろばんドック と呼ぶ、現存する日本最古の洋式スリップドック、小菅修船所

これ、初めて知って感動。

 

軍艦島

中学生だった頃、軍艦島からの転校生がいたなあ、と思い出したり・・・。

 

これ、海と川の境目

 

こんなところに教会があるなんて、誰も知らないよね、ってところにある大山カトリック教会。

いとこが言うには、建物が改修される前はもっといい雰囲気だったのだそうだ。

 

 

ニッポンで感じたこと。

食べ物の多さ、種類もだけど、その量たるや…。

 

さて、これくらいにしておこう。

今日の予定をこなさねばならぬ…。

 

 

昨日FB上でみかけて、すごくいいな、と思ったフォトを貼っておこう。

“VIE D’ANGE” soulagement, on a tendance à l’oublier, mais, les anges eux-même ont certaines contraintes. Collages, vieux papiers, pages d’un dictionnaire abandonné. Francis Berthault

 

 

オシマイ。