精神の健全さについて


私がいつもいろんなことで参考にする竹下節子さんのブログ記事、しばらく前から、精神科医中井久夫氏が、精神の健全さについて15の規準について語られたのを、竹下さんがカトリックにすりあわせたものを記されています。
一番新しい記事がその13。
今日、その1からまとめ読みしたのだけど、その5を読んでいて、テロで友人を失った次女クンの言葉と重なったので、ちょっとここに貼りつけようか、と思った次第。

彼女が私に言ったのはまさしくこの文章そのままだったのです。
逆に言えば、友達の死に、ほとんど絶望状態だったとも言えますね・・・。
一昨日一緒にランチしたんだけど、3・22のテロ事件は、ずっと自分から離れないし、これからも離れないだろう、と言ってました。

「移民の子弟のゲットー化、大国のエゴ、新自由主義経済のひずみ、軍産共同体のまやかし、テロを引き起こすいろいろなマイナスの要因ばかりを考えると絶望しかない。
自分にできることなど何もない。
ただ、恐れてびくびくして引きこもりがちになるばかりだ。

けれども、自分にできそうなレジスタンスに最小化していけば、少しの努力(暗譜するとか、私のきらいな集団行動に服するとか)を通して楽しい分かち合いが実現し、ポジティヴな気持ちになれた。」

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