若者たち@王立アカデミー

昨日、一昨日と、二日にわたって王立アカデミーで行われたQuand la Belgique devient durable というワークショップに参加してきました。

エネルギー、サーキュラー・エコノミー、モビリティ、食といった分野で、新しいビジネスを展開している若者たちを招待し、そのヴィジョンや事業内容を紹介してもらう、というもの。

オーガナイザーは、ブリュッセル自由大学の教授で、AIを専門としている方。

https://www.academieroyale.be/fr/activites-detail/dates/workshop-quand-belgique-devient-durable-premiere-journee-11-02-2020-09-00/

https://www.academieroyale.be/fr/activites-detail/dates/workshop-quand-belgique-devient-durable-deuxieme-journee-12-02-2020-09-00/

 

初日の午後のサーキュラー・エコノミーに関するプレゼンテーションは、抜け出して映画(Jojo Rabit)を観に行ったんで聴いていないんですが、なかなかおもしろいイヴェントでした。

中には、環境問題にきちんと対処しているところは評価できても、そのビジネス・モデル自体は旧来のものと何も変わらず、「何か新しい形が生まれるまで、とりあえずこれでやっていこう」というものだな、と感じるものもありましたが、とても面白い試みもあり、おばさんとしては良い勉強になりました。

私自身も具体的なことは何も思いつかないんで、偉そうなことは全く言えないんだけど、何か根本的に新しいものが必要だと思うんですよね、そういう片りんみたいなものを感じさせてくれるビジネスを見たいな、と思っているわけです。

印象的だったのは、中等学校の6年生(日本でいうところの高校3年生)を担当する先生が、子供たちへの情報提供のために参加していたこと。

彼が担当する子供たちの多くが、将来的には新しいエネルギーを生む仕事をやりたい、と言ってるんだそうです。

去年は、子供たちの環境問題に関するアクションが、社会に大きな影響を与えた年でした。

同時に、あれだけのアクションへと発展したのに、政治のレベルではほとんど動きが見えなかったことに、失望もありました。

でも、また今年も子供たちは動き始めています。

 

また、銀行に置いていても、減ることはあっても増えることのない今、こういうことに投資するって悪くないなあ、と思ったのがこれ。

energiris.coop投資したお金を失ったとしても、全然後悔しなさそうな分野だし、また後悔しないで済む額でもあるし、ちょっとサイトをよく見てみようと思ってます。

 

一番気に入った事業がこれ。

terre-en-vue.be今ワロニアでは、毎年2000ヘクタールずつの勢いで、農地が無くなってるんだそうです。

いっぽう、農業に従事したいという気持ちはあっても、土地をゲットする経済的余裕のない人たちもいる。

そのつなぎになる活動だと理解しました。

土地というものを皆の財産とみなし、そこで生まれる農産物を、皆の食糧だととらえる、というヴィジョンです。

この地球、本来は誰のものでもないはずですもんね。

 

紹介されたエコロジックなエネルギーを生む技術やビジネス・モデルについても、そのコストは、どこかで何らかの犠牲を強いているという意味で、はたしてバランスが取れているといえるのか、そういうこともしっかり考えていかないといけないという話もありました。

 

そういうわけで、忘れないようここでメモしておこうと思った次第。

 

さて、最近のニュースで、へええっと思ったものをふたつ、またまた貼り付けておきます。

 

妻子持ちのイゴール神父の話。

www.rtbf.be

環境問題について国内の政策では「優等生」と見せながら、実は石油の産出国として大きな利益を得ている、それって偽善者じゃん、と、ノルウェーの若者たちが自国を批判。

www.rtbf.be

ヤン・ファン・エイク展 その他いろいろ

2月1日にスタートした、ゲント美術館のVan Eyck展に昨日行ってきました。

この展覧会«視覚の革命»と名付けられています。

visit.gent.be

おそらくこの展覧会も、生きている間にもう1回観ることなんてできないよね、という規模のものです。

ゲントで、アントワープで、ブルージュで何回も、そしてウィーン、ベルリンで見たことのある作品がありましたが、もちろん始めて観る作品や当時の資料もあり、それに、もう何百回も観ている「神秘の仔羊」(展覧会に飾られているのは、この祭壇を閉じた際に見える側のパネル)だって、いつもここまで近よって観られるわけじゃないし、何より感激したのが、写本の装飾でした。

 

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ヘタクソなフォトで申し訳ないですが、ものすごく美しかったのです。

下側のキリストの洗礼。

ものすごく小さいのに、ちゃんと色の使い方で遠く景色が続いているその奥行きが描き切ってあって、その観察眼と天才ぶりに驚くしかありません。

この写本はきっと、もう生きている間にまた観る機会はないでしょうね…。

って、展覧会が終わる前に行けばまた観ることができるのだから、また行くこととしよう。

 

 

 

いつも拝読しているパリ在の竹下節子さんのブログで、先日読んでおおっと思った記事がこれ。

spinou.exblog.jp

ブルー・エコロジーなんて全然知らなかったし、これは素晴らしいのでは、と思ったのですが、友人がいろいろ調べてくれて、そんな夢のようなものではないらしい、と思い知らされました。

nereusprogram.org

調べた友人曰く、

ブルーエコノミーを提唱する企業側は、現地の環境破壊など頭に入ってない。廃棄物を再利用という大きなプロジェクトは見せかけの環境配慮だけ。

 

私はまだちゃんとわかっているわけではないのだけど、どうもそうらしいとしか思えない。

私はお金儲け自体に文句はないのです。

問題は、いかに儲けて、その儲けたお金というツールをいかに利用するか、だと思っています。

でも、「放射能汚染物質で学校を建てる」みたいな恐ろしいこととほとんど同じ発想だとしたら…。

ビジネス・モデルが大きすぎるからなのでしょうか、アヤシイ連中がすぐ群がってくる。

やはり、以前アップした記事 ↓ の発想に沿うしかないなあ、と思いました。

shohoji.hatenablog.com

そういうわけで、昨夜は絶望状態に陥ったのですが、

(最近はもういかに死ぬか、なんてことばかり考えています。イヤなニュースばかりだから、生きるのがいやになっちゃって。)

今朝起きて、FBで別の友人が蜜蝋でラップ作ってるのを見て、少しモラル復活。

そういう風に、我々はミクロの世界で自分のできることをやっていくしかないのよね、と。

そして、中村哲さんがおっしゃっているような、それぞれの人が家族で食事のテーブルを囲めるような社会を目指す、そのためにできることをする、みたいな。

 

 

 

数日前、へええっと思ったニュース。

ペットについて、ちゃんと民法で定められた、というもの。

www.rtbf.be

これまで、ペットは民法上はモノであって、家具などと変わらなかったのが、ちゃんと生き物として定められました。

例えば、離婚の際、飼っている犬や猫をどうするか、飼い主が亡くなった際、残されたペットをどうするか、といったことが定められ、違反すると犯罪になります。

動物を守るために活動する人たちにとっては、民法に定めるだけでは不十分、憲法に定めるべきだと、まだ運動を続けるそうです。

ちなみに、ドイツ、ルクセンブルクスロベニアでは、すでに憲法によって動物は守られているそうです。

 

 

これも竹下さんのブログ ↓ で読んで早速視聴したんですが、

spinou.exblog.jpかっこいいな、と思った方たち。

arteの動画を貼り付けますが、これは日本では視聴できないかもしれません。

www.arte.tv

 

それと、日本でもこの方の著作が大きな話題になったと思います。

ユヴァル・ノア・ハラリ氏に、アントワープ大学が名誉博士のタイトルを授与したという話。

www.rtbf.beそれを機会にアントワープで行われた講演には、政治家たちもいっぱい話を聞きに来ていました。

彼が

「私は本物の政治家を求めているのではない、本物の責任者を求めているのだ」

と言うと、会場からワーッと拍手が起こりましたが、限りなく極右に近い政治家は拍手をしてませんでしたわ。

 

ということで、今日はこの辺でオシマイ。

 

  

ヒマなのでいろいろ。

ヒマな日々です。

こんなにヒマで大丈夫?と思うくらいヒマです。

何年か前に仕事中に霊感のあるお客さんから、「shohojiさんは大きな力に守られています」と言っていただいて以来、目の前のするべきことと自分が思うことに真面目に対処していさえすれば、きっとなんとかなるだろうと、あまり心配はしていないのだけど、ダラダラしすぎて太ったので、これはまずいぞ…と、思ったりしてます。

でも、もしかしたらうちの体重計が壊れてるのかも、と、ちょっと疑ったりもしています。笑

 

というわけで、時間があるのでブログでも更新しようか、と…。

 

特に最近何かしたわけでもないので、へええっとか、はああっとか、ええっとか、そう思ったニュースなど、備忘のために記すとしましょ。

 

世界一古い菌の話。

www.lematin.chブリュッセルのアフリカ博物館にあったコンゴで採取された石から、8億年くらい昔の菌糸の化石が見つかった、という話。

まだ木も生えていないような、地球が真っ裸状態だったころのものだそうです。

 

 

「気が重くなるようなニュースばかりの日々ですが、こういういい知らせもあります」との前置きで紹介されたニュースが、これ。

ガンの転移をくい止める薬品がルーヴァン大学で開発された、というもの。

 www.rtbf.beもともと肥満に対処するための薬品として開発されたものなのだけど、ガンの転移をブロックするために有効だということがわかり、12年後には使い始められることになるだろう、とのことです。

 

 

アウシュビッツ強制収容所が解放されて今月で75年。

ベルギーからも3万人以上が連行され、生きて戻った人はそのうち1650人。

今現在まだ生きておられる方たちは20人に満たないそうですが、そのうちのお二人がニュースで紹介されました。

 

ポール・ソボルさん 94歳

忘れられるのが怖いというより、伝え続けることを止めるのが怖い、と。

今でも伝えることを続けておられるこの方も、戦後40年間、何も話すことができなかったそうです。

www.rtbf.be

アンリ・キシュカさん 93歳

www.rtbf.beこの方も1980年まで、自分の経験については何も語れなかったのだそうです。

証言者となったそれからも、自分の妻や子供たちには何も語れなかった、と。

 

ふたりとも、一緒に連行された家族は誰も生きて戻れなかったそうです。

 

 

一昨年の8月だったか、グレタ・トゥーンベリが学校をボイコットして気候問題の緊急性を訴える運動を始め、それに共感して去年1月から、ベルギーの子供たちも毎週1回木曜日に学校をボイコットする運動を始めました。

あっという間に大きな動きとなりましたが、ベルギーのこの運動が、欧州の中で最も大きな効果を上げた、というニュース。

https://www.levif.be/actualite/environnement/la-mobilisation-des-jeunes-belges-pour-le-climat-a-ete-la-plus-efficace-d-europe/article-opinion-1242201.html

2018年と2019年に行われたアンケートを比べると、上述のアクションのおかげで、環境問題を重要視する数値がどこの国でも伸びているのだけど、中でもベルギーにおける伸びはものすごく大きい、との結果が見られるそうです。

 

グレタさんについて、「工作員らしい」なんて言ってるのをネット上で見ました。

なんというか、こういう陰謀論のようなカキコを見ると、あきれてしまいます。

陰謀論って、エビデンスがないだけに反証もできない。

いろんな人がそれぞれにいろんな考えや意見を持っていることは、それなりにリスペクトしないといけないとは思うものの、陰謀論的な物言いをする人は、申し訳ないけど、その時点で私としてはアウト。

それと教養のかけらもないゆえの意見もアウト。

一番優しい気持ちになれたとして「お気の毒」というところか。

でも、「教養」については、人さまの批判をするヒマがあれば、自分のことを振り返らないと、ですね。

 

 

友だちからもらった「マチネの終わりに」という小説を読んでいます。

今半分くらい。

読みやすいのですぐに読み終わりそうですが、ここんとこまででどうしても気になる点がひとつ。

主人公たちが「結婚しないといけない」と思ってるふしがあるところ。

(後半になるとそんなこと関係なくなるのかもしれないが…)

主人公のうち女性の方は、ヨーロッパでの生活も長く、パリを拠点にしているみたいなのに、結婚????

別に結婚するのが悪いと言っているわけじゃないんです。

まるで当たり前のように主人公が結婚を意識しているのが不自然というか。

結婚したい、と思う経過でも書かれていれば、あ、そうか、と思うのであるが…。

ベルギーでもそうですが、誰も結婚にこだわらないんです。

一緒に暮らすからには、権利も義務も、結婚しようとしまいと存在します。

日本の方に「お子さんは?」と訊ねられて娘が3人いると答えると、次に「ご結婚されているの?」という質問が続くことがほとんど。

「お子さんは?」「ご結婚は?」の両方とも、ベルギーに暮らしていてされた覚えがないんですよねえ。

うーむ、気になる…。

 

これを読み終えたら、次に控えているのが、オランダの作家ハリー・ムリシュの「天国の発見」です。

しばらく前に記したアーティストさんのおススメ小説。

オランダの作家の本なんて読んだことないし、彼のおススメぶりから、ガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」のような、全体小説(と、百年の孤独をバルガス=ジョサが絶賛したそうです)であろうと想像・期待しています。ワクワク。

 

 

 

今朝はチャーチルのドキュメンタリーを視聴しました。

チャーチルの命日(24日)ってんで放送されたのかな?

www.rtbf.be家事をやりながらチラチラ見ただけなのだけど、第2次大戦でナチの攻撃からかろうじて持ちこたえていたイギリスです。

持ちこたえるだけでなく負かさないといけない、そのためには米国の協力が必要、と考えたチャーチル米大統領に頼むのですが、その時点で米国はそのつもりなし。

そこで起こった真珠湾攻撃

参戦するつもりのないアメリカをプッシュするすることになった、と。

 

パットン将軍もだけど、チャーチルも、この時代の「英雄」って、闘う場面になると水を得た魚のようになるんだなあ、とも思ってしまった。

 

 

さて、まだまだいろいろ思ったことはあったけど、おヒマ感はすでに十分出てると思うので、ここでオシマイとしよう。

 

 追記・今見たニュースも付け加えておこう。

shoutout.wix.com

レオナルド the Super Star

今週初めに、パリのルーヴル美術館にレオナルド展を観に行ってきました。

 

パリの公共交通機関、一時期よりは動くようになりましたが、まだまだストの影響があるので、あらかじめちゃんと調べて、なんとか無事に北駅-美術館の往復もクリア。

(いざとなれば、徒歩でも可能な距離です)

なんとか無事に、と書きましたが、実は帰りの際、シャトレ駅でRERに乗り込むとき、ホームと電車の間の隙間に、足を踏み外して体半分落っこちるという、キケンかつ滑稽なことをしてしまいました。

既に乗り込んでいた黒人のお兄さんが、ひょいっと助けて上げてくれたので救われましたが。

ストで本数が減っている上に、ちょうど人々の帰宅時間にかかっていたので超満員。

助けてもらえなかったら、体半分の私がそこにいるということが見えてない後方の人々に、踏みつぶされることだってあったかもしれませんね。

アブナイ、アブナイ、聞いたことはあるけど、こんなことが自分に起こるとは…。

最近は歳のせいか、そそっかしいのに拍車がかかっているので、ほんとに気をつけないといけません。

 

というわけで、本題のレオナルド展ですが、やはりすごい人気ですね、覚悟はしていましたがすごい人でした。

とはいえ、あらかじめ時間を予約したチケットを持っていないと入ることができないので、おし合いへし合いということはなく、観たいものはちゃんとゆっくり観ることはできました。

ほとんどが、以前どこかの美術館や展覧会で本物を、あるいは本で写真を見たことのあるものでしたが、初めて見ておおおっと思ったのが、ササッと描いたと思われるチェザーレ・ボルジアの顔のデッサン。

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とても悲しい表情をしているのです。

レオナルドは一時期、この人の軍事顧問のような仕事をしていたかと記憶します。

 

もうひとつ、イザベル・デステ上半身のデッサン。

既に何回も本その他で見たことがありましたが、思ったよりずっと大きく、しかも近くでよく見ると、カルトンの技法で本作の油にしたかったでしょう、下半分は、デッサンの線の上に、もうチクチクと針で穴があけてありました。
まだ本作予定の板の上にのっけるところまでは行ってないのだけど、これがほんとはそのまま彼女が欲しかった肖像画の下絵となるはずだったんですね。

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今ネット上でイメージを探してきましたが、わかって見てみると、フォトの上にも針であけた穴が見て取れます。

 

以前、チケットをゲットした時にここで記した記事に貼り付けた、展覧会スタート時に行われたコンフェランスのリンクを、もう一度貼り付けておきます。

https://www.louvre.fr/leonard-de-vinci-3

 

11時30分のチケットでしたが、11時に入れてもらって、16時までいました。

ついでに、リシュリュー側のプチ・ギャラリーで催されていた『アーティストの姿展』で、大好きなデュ―ラーのアザミを持った自画像を観て、

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それからドゥノン側に移り、イタリア美術のフロアでモナリザを見ようと並ぶ人々に圧倒され(昔は並ばなくとも見られたのに・・・)、仕方ないので遠くから眺めた後、フィリッポ・リッピやボッティチェリ、フラ・アンジェリコなどをゆったり鑑賞。

 

贅沢な時間に感謝。

 

すごい展覧会が目白押しで、ありがたいやら困るやら、ですが、次の予定はこれ。

www.rtbf.be

 

話は変わって、昨日のニュースで、おおおお、と思ったのがこれ。

 

www.rtbf.beバチカンの所有する18世紀の建物を、野宿者さんたちのために使っているというニュース。

 

ローマで一番きれいなところだよ、と、野宿者さんたち、とても嬉しそうでした。

 

 

↓ 上のニュースの記事かと思ったけど、後で見たら11月の記事でした。

 

バチカンに野宿者さんたちを迎える施設オープンのニュース。

www.vaticannews.va

 

 

 

新年早々、いろんなニュースがいっぱいですね

イランのけっこう落ち着いた対応で、戦争の危機は避けられたものの、誤って民間機を撃墜したというニュースは衝撃でした。

176人死亡...。悲惨です。

今朝ネットで最初に見たニュースが、イランがそれを認めたというものでした。

夕方のニュースで、否定し続けた後でいろんな証拠が出てくるようなみっともないマネはしたくなかったんだろう、と言ってました。

亡くなった方たちと、その家族の方たちには、気の毒でしょうがありません。

某大統領の人気取りのための無謀な行動の巻き添えになってしまったわけですから。

 

 

ゴーン氏の逃亡の件については、もう既にいろんな意見が飛び交っているので、私がガタガタ言う必要は全くないのですが、ひとつ思い出したことがあったので、それだけは記そうかな、と。

ベルギーではついこの前まで、囚人が脱走を試みても、それ自体で罰せられることはありませんでした。

自由になりたいというのは人間の自然な欲求だから、というのが理由。

90年代、93年だったかな、調べないと確かなことは言えませんが、脱走が相次いだことで、この法律は変えられましたが。

そのときも、おもしろい国だな、と思ったことでした。

 

 

今夜のニュースで、思わず笑っちゃったのがこれ。

ブリュッセルオーデルゲムで行われた、もみの木を投げるコンクール。

www.rtbf.be

クリスマスのバカンスも終わり、各家庭に飾ってあったクリスマスツリーもお片づけです。

指定された日に出しておけば、各コミューンで集めて処分してくれます。

オーデルゲムのコミューンでは以前は燃やしていたんだけど、6年前から放り投げて遠くまで飛ばすコンクールを始めたのだそうです。

名付けて「ベルギーもみの木投げチャンピオンシップ」(笑)

カテゴリーは3つ。男性は10キログラム、女性は5キログラム、子供はちっちゃなもの、重さは言わなかったけど1キログラムくらいかな。

はるばるトゥールーズから来てる人もいて、参加者は全部で300人とか。

地区の人がいっぱい集まって、ビールやワインを飲みながらワイワイと、すごく楽しそうでした。

取材のひとに「ドーピングしてないでしょうね」なんてインタビューされている人も...。(笑)

 

こんなニュースばかりの世界だったらいいのにな、と思ったことでした。

 

明けましておめでとうございます

皆さま、明けましておめでとうございます。

2019年もあっという間に過ぎ去り、2020年スタート。

もう21世紀も5分の1が終わりましたね。

以前、ある友人が、どういうコンテクストだったかは忘れましたが、「人は世紀を作る人と生きる人に分かれる」なんて言っていたのを思い出したりしてます。

 

暮れと正月は、まったりとマンガを読んだり、Youtubeでドラマを見たり、大好きなダラダラ時間を過ごしています。

ありがたいことです。

 

先日友人からもらった、よしながふみフラワー・オブ・ライフというのを読んだんですが、とても気に入ってしまった。

登場人物が皆かわいらしくて愛おしくなり、読み終わるのが寂しかったです。

このマンガ家さん、けっこう話題になった「きのう何食べた?」の原作者さんなんですね。

その勢いで、もう速攻でYoutubeにアップされていた、この元旦に放送されたTVの「きのう何食べた?スペシャルまで観ちゃった。

(すぐ消去されちゃうだろうからと、焦って観ちゃいました 笑)

 

さて、世界中がいろんな問題山積みで(って、声を上げるすべのない人たちのみが、その問題を背負っていただけで、問題のない時代なんかあったのか?)、呑気にしていてはいけないのかもしれないけど、とにかく今年も、自分の価値観に従いつつできるだけ楽しく生きていこう、と思ってます。

 

とりあえず今の気がかりは、13日にパリに行く予定なんで、超自己チューにフランスのスト。

まだまだ続きそうですよね...。

www.francetvinfo.fr

 

というわけで、今年もよろしくお願いいたします。

 

追記・ローマ法王が、手を放そうとしない女性ファンの手を叩いたってのが元日のニュースに出てました。

もう15年くらい前か、ブリュッセルのブックフェアに長女と一緒に出掛けたのだけど、その時のゲストの一人がル・クレジオで、やはり握手した手を放そうとしない高齢女性ファンがいたのを思い出してしまった。

って、どうでいいことなのだが、忘れないように記しておこうと思ったのだった。

クリスマス&誕生日

クリスマス・イヴです。

家でダラダラしています。

ダラダラ過ごすのも大好きです。

 

今年は私の誕生日である25日は仕事が入っているんで、昨日子供たちが一足早くそろってお祝いに来てくれました。

6人全員集まるのは3年ぶり。
去年は長女たちは旅行中でギリシャに、一昨年は次女たちが旅行中でエクアドルにいたので。

 

「ママのお祝いなんだから、座ってて」と食事も子供たちが作ってくれて、母は飲んで食べたのみ。

ありがたいことです。

 

クリスマスだなんだと巷では「売らんかな」と様々な宣伝が溢れていますが、「プレゼントなんかナシでいこう」とあらかじめ話していたので、そういう意味でも気楽なクリスマスです。

 

↓ FBで拾ったGreenpeaceの広告

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大体私は、子供たちの誕生日にも「おめでとう」のメッセージのみで、特にプレゼントはしません。

でも、毎日お誕生日みたいなものだから、どうしても欲しいもの・必要なものは言ってね、手伝うから、と言ってあります。

あまり助けを求めてはきませんが。

 

いっぽう、子供たちはプレゼントを用意してくれていました。

 

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私の大好きなトリュフ、三女のデッサンの先生の本、何回も洗って使えるラップ、マッサージ券

 

そして一番うけたのがこれ。

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次女のボーイフレンドの手作り!
5時間がかりでチクチク縫いあげたらしい。
ウサギも彼も両方かわいらしすぎる。(笑)

 

今年は、長女たちが旅行中にイタリアのシェルターで引き取ったイタリア生まれのミナちゃんも参加。

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おりこうさんです。

シェルターではちゃんと予防接種やパスポート取得もしてくれたそうです。

 

そして、みんな元気でいてくれるのが何よりめでたい。

嬉しいことです。

 

 

前回の日記にコルシカの話を記しました。

その後コルシカではたいへんな暴風雨に見舞われ、大きな被害を受けました。

向こうではとても良くしてもらったし、行ってきたばかりで親しみも感じているしで、大丈夫ですか?とお見舞いのメールを送ったところ、先ほど返信が届きました。

幸い、向こうでお世話になった方たちは大丈夫だったとのこと。

自然の威力の前では、手も足も出ないと確認した、とのことでした。