今年も残すところわずか。
私はあと3日で67歳になります。時の経つのが速いと、言うのもばからしくなってしまうくらい速い…。
(自分の歳もよく考えないと間違いそうになる)
ここ数日、見かけたフォトなど貼っておこうと思い更新。
最近更新するペースが落ちているのにはいくつか理由があるのだけど、そのうちのひとつは、朝寝坊・夜更かし、です。
先日など、目が覚めたらもう11時。もはや朝とは言えない、昼ではありませんか。
同じ暗くとも朝と夜だと「できること」がずいぶん異なり、寝坊すると一日中ダラダラとしてしまう・・・。
まあ、もう老人だし、「ラクして、楽しく、穏やかに」をモットーに生きていけばいいのよ、と自己正当化。
昨日ひと月ぶりに美容院へ行ってスッキリしてきました。
その時、「もう年だから、なーんにも頑張りたくない」と言ったら、「年寄じゃなくてもこんなに暗いとなーんにも頑張りたくないわよ」と励まされ(?)たことでした。
今が一年で一番暗いときです。
私の誕生日の頃から少しずつ明るくなるでしょう。
さて、フォトなど。
先日うちの孫くんが1歳になったのでお祝いに行きました。
不足はないからと「プレゼント禁止」なので、ちょいとみんなでつまめる食べ物を少し持っていっただけです。
彼らは翌日の早い便でイタリアに向かうことになってたので、準備もたいへんだろうし早々に帰宅。
そしたら帰路に乗ったバスが、自宅からそう遠くない所で事故渋滞で動かなくなっちゃった。
で、そこから降りて徒歩。
夕方5時半頃です。
まあまあ良いお天気だったので、こんな感じの空でした。
これは1週間前の朝の空。
FB上で見かけた。
ものすごくかわいい。
Jean Seberg photographiée par Bob Willoughby sur le tournage du film "Sainte Jeanne" (Saint Joan) réalisé par Otto Preminger, sorti en 1957
美しいなあ、と思った。アヌク・エメ
モジリアーニを愛したジャンヌを演じたときのフォトらしい。
In 1957, French actress Anouk Aimée posed in front of a painting by Amedeo Modigliani on the set of Montparnasse 19, a film that depicted the turbulent life of the iconic Italian artist. The movie, directed by Jacques Becker, focused on Modigliani’s final years, capturing both his genius and his struggles. The film not only highlighted the artist’s relationships but also celebrated his revolutionary approach to art during the early 20th century in Paris. Modigliani’s portraits, characterized by elongated faces and necks, remain some of the most recognizable works of modern art.
あまり見たことのない感じのピカソ、そして、さすがピカソ、と思わされるピカソ。
Série "Nativité".
Étrange et quasiment unique en son genre, cette peinture de Pablo Picasso, de 1901
パリのフジタ
Therese Treize, Leonard Foujita, Kiki de Montparness, and poet Robert Doesnos at Le Rotonde Paris, 1920.
先日友人が映画に招待してくれたので旧市街に出かけました。
映画館に行く途中、グランプラスの近くのアーケード、ここは古本屋の並ぶアーケードで少しさびれているのが残念だったのだけど、カフェ等と融合し、とてもいい感じに生まれ変わってました。
映画は「指輪物語」の番外編アニメ La guerre des Rohirrim です。
監督はニッポン人のケンジ・カミヤマ
おもしろかった。
ただ戦争の発端てのが、仕掛ける側の父親がほとんど事故みたいなもんで殺される事件なんですが、でもその父親、ろくでもない人物で、戦争を仕掛けるその息子もそれが分かってるっぽいんですよね。
それなのに復讐のための戦争になるってのが、私には説得力に欠けるかなあ。
親といってもそれがろくでもない奴なら、その子供は死んでほしいと思ったりするだろ(と、自分の経験から)思っちゃったので…。
主人公の女の子は強くてたくましい。
MeToo時代の作品だものね。
でも、この主人公の女の子も、女の子の父親の王様もあまり好みではなかったので感情移入できず。
とくに王様、上述のろくでもない父親よりは少しはマシだけど、別に死んでもかまわないくらいけっこう横暴な感じ(笑)で、でも主人公のふたりの兄たち、特に下の兄には「死なないでくれ」と思いましたわ。
Camille Claudel " L'homme penché "
ニッポンに行ったときに見て感じたことをけっこうずっと考えていて、最近自分なりに結論が出たことをメモしておこう。
9月と10月、友人ちや身内のうちに世話になりつつのニッポンでしたが、どこのうちも超近代的で、たとえばトイレのドアを開けると自動で明かりが点り、便座の蓋が自動で開き、どこもウォシュレットでその水が自動で流れる、などなど、うわあと思いました。
高齢化した時の準備なのかな?などとも思ったけど、ベルギーでは見かけませんからね。
ということは別の要因、それってなんだろ、と。
で、あれこれ考えているうちに、もう10年くらい前かな、文化人類学者の方が、日本文化の特徴は「便利さ」を求めることです、とおっしゃっていたのを思い出しました。
ああ、それだ、と思いました。
こちらにウォシュレットがないのは、水が硬水だからだと説明されるし、私もうそう思ってましたが、きっとそれだけじゃないんだなあ、とも思いました。
あの、溢れるほど売ってあるお惣菜といった食品や、いっぱいある飲食店も、「便利だから」なのかな?
ということで、今日はオシマイ。