パリ在のマイミクさんが、我が家を拠点にベルギーの都市をいくつか観光し、昨日去っていきました。
お隣の国とはいえ、いろいろと微妙な違いがあり、おもしろいことだと思います。
路上の屋台で売られるワッフル、ムール貝のワイン蒸し用の鍋、レストランで無料のお水がでないこと、スーパーでチーズ「フィラデルフィア」が売られていること、といった日常の普通の事柄。
へえ、フランスじゃそうじゃないのねえ・・・、おもしろい。
しかし、一番なーるほどと思ったのは、教会や鐘楼の金のデコレーションが、フランスの建築物の装飾に比べ、けばけばしくなく控えめでエレガントだ、という彼女の感想でした。
そうか、フランスは王様を中心に常に中央集権タイプ、けばけばしいのは為政者のパワーを表すためのもの、いっぽうずっと昔から商工業で栄え、街の自治の自由が認められていたネーデルランドの建物は、その街々の自由の象徴ですもんね。
ああ、おもしろい、この違い。