オステオパシー初体験

ずっと以前、乳がん手術の後に化学治療を始めようかとしていた頃、ピレネー山脈の一角でエコロジックな暮らしをしている友人から、化学治療なんて受けないでオステオパシーやればいいのに、と勧められました。

もうそのときは、一般的な医療のサイクルの中にいたし、化学治療ってどういうものか興味があったんで、「この次はそういう方法を・・・」なんて思ったんです。

それ以来オステオパシーという言葉が、脳みその浅いシワの片隅にくっついていたのでした。

アルゼンチンを旅行していたクマが、凍りついた地面ですべってスッテンコロリとひっくり返り、頭をいやというほど打ったらしい。
もともとちょっとおかしいんで、そういう意味での変化はなく、すぐ行った病院でやった検査でも特に問題はなかったんで、その後も旅行を続けたんですが、帰国後しばらくして、手がしびれたり、頭痛がしたり、といった症状が現れ、おそらく頭を打ちつけたときのショックで、頚椎がわずかにずれたのではないか、ということで、オステオパシーを受けてみることになりました。
それで改善できるなら、その後の検査や治療は不要とのことでした。

それで発見したのが、今まで知らなかったけれど、徒歩10分のところにキャビネットを持つそのオステオパットだった、というわけです。

左脇のリンパ腺を取っちゃったので、まだ1週間に2回キネが来て、マッサージをしてくれるんですが、彼が言うには、「誰でも、病気になるのを待たず、年1回でもオステオパットのところに行くと、いろんな病気の予防になる」と。
彼も友人のオステオパットに年1回、コキッと骨・関節などをただしてもらっているとのことです。

ウィキにニッポン語の記事があったのでコピペ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC

最初この言葉を聞いたときは、ニッポンでいうところの整体かと思ったんですが、それとも違うんですね。

そういう経過で、さっそく予約を入れ、昨日の朝、初体験に行ってきた、というわけであります。

まず問診、何故治療を受けたいか、とか、今どういう体調か、過去の病歴などを話した後、立った姿・歩く姿などを診てもらい、後診療台に腰掛けたり、仰向けに寝たり、横向きに寝たりといった姿勢をさせられ、体全体の関節や内臓を正していきます。

私に指摘したことが、足の裏がやや扁平だということ、頚椎が少しブロックされているということ、で、首を両方向にコキッコキッとやられました。
痛くもなんともないです。

全体的に見て、何の問題もないです、ということで、また来年までさようなら、と帰宅しましたが、首をコキッとやったことで、午後は少しだるいかもしれません、とのことでした。


というわけで、報告であります。

終わり。