2回目の化学治療に行ってきました

治療の様子は、グループ・ブログ「JA「医療・介護・出産」のPAIN」に記したので、ここでは記しません。

http://hospital.g.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20080318/1205843380

化学治療を受けている病院は、一昔前の炭鉱地帯にあります。
重工業の盛んな頃は、活気に満ちていたでしょうが、今ではすっかり寂れてしまってます。
病院の近くは、ボタ山がある、そういう風景です。

ニッポンでもファンの多いヴィンセント・ヴァン・ゴッホは、画家になる前、宣教師としてこのあたりに暮らしたことがあり、何年か前にテレビで、その頃の炭鉱町の様子を映した古いフィルムを見せていた時、生きたゴッホが、その中にほんの1分くらいでしたが、映っていました。
生きている姿は初めて見たので、たいへん感動しました。
10年か20年くらい前に、ジャック・デュトロンが主役のゴッホ演じる映画がありましが、背はもっとうんと高いようすですが、顔立ちはほんとうにデュトロンに似ていました。

グループ・ブログに記した、最初の治療の時に出会ったあばあさんは、今回見かけなかったのですが、ご主人は前回同様シャトル・バスに乗り込まれたので、「マダムは?」と尋ねたらば、先週木曜日から入院されているとのこと。
化学治療と放射線治療を同時に受けていられたのだけれど、放射線でやけど、食べることも飲むこともできない状態になったのだと、とても心配そうな表情で話してくださいました。